:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

「スペイン 奇跡の恐竜たち」大阪開催

●3月20日
大阪市立自然史博物館「スペイン 奇跡の恐竜たち」
内覧会に参加。

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展示内容は基本的には去年の福井県立自然史博物館の
特別展
と同じですが、それに恐竜との対比用の現生動物の骨格や
タンバティタニス(丹波竜)標本、大阪市立自然史博物館の林先生の研究成果等が
追加された”大阪バージョン”になっています。

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林先生の研究成果展示。
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研究の為に切断されたステゴサウルスの背中の板。
今回の特別展の目玉は勿論コンカベナトール模式標本を筆頭とした
スペインの化石ですが、裏目玉はタンバティタニス標本と林先生の
研究成果展示。ステゴサウルスの背中の板の断面なんて、
まず他では(恐らく海外でも)見られません。

会場では図録の自己紹介にもゴジラ好き、と書かれている
ホセ・ルイス・サンス先生とも少しお話しましたが、
やはりゴジラトークがメインに。
咄嗟にスペインの恐竜についての質問が思いつかず、
という日頃の不勉強が祟ったのですが、、、。
とはいえ、ゴジラの御陰で国も年齢も違う方とお話出来る、
というのは本当にゴジラ様々です(笑)。


●翌21日
 「スペイン 奇跡の恐竜たち」 オープニング講演会を聴講。
先生方の講演だけでなく、参加者との質疑応答も楽しい講演でした。
オルテガ、サンス両氏のお人柄も伝わり、スペインや恐竜研究者への
親近感がグッと増す機会になったように思います。

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講演をされたフランシスコ・オルテガ先生とホセ・ルイス・サンス先生に
私が原型製作したタンバティタニス(丹波竜)フィギュアをプレゼント。
手持ちのストックはなかったのですが、大阪市立自然史博の
ミュージアムショップで販売中なので、講演前にそれを購入して
プレゼント。会場が大阪市立自然史博で良かったです。

特別展ショップより
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特別展が同じ読売新聞社主催という事で
「モンゴル恐竜展」の限定フィギュア・タルボサウルス、サウロロフス
販売中です。買い逃した、という方はこの機会に是非!

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こちらは1Fの大阪市立自然史博のミュージアムショップ。
タンバティタニス(丹波竜)フィギュア

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私が原型担当のスミロドン、アノマロカリス、ダンクレオステウス

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こちらは、私が原型監修のビニールモデル古生物シリーズ

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パイライトスマイル製・I♡JK(獣脚類)トートバッグ。
当社が監修協力しています。
特別展見学の際には、特別展ショップ大阪自然史ミュージアムショップの
両方をチェックして頂ければ。

国立科学博物館・恐竜ミニ展示

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国立科学博物館の恐竜ホールは現在閉鎖&改装作業中ですが、
その間、恐竜ミニ展示が設置されます。私の模型も3点、展示中です。
期間は来年6月末まで。
Dinosaur hall of National Museum of Nature and Science Tokyo is closed and under renovation now. During the period, there is a small exhibition of dinosaur, and my works(Triceratops, Lambeosaurus, and Pachycephalosaurus) are exhibited too. This exhibition is till end of June 2015.

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私の紹介文もあるのですが、科博の展示でこうして作家の
紹介があるのは珍しいかな、と。
ミニ展示だからこその事かも知れませんが、嬉しいものです。

「スペイン・奇跡の恐竜たち」

福井県立恐竜博物館・特別展
「スペイン・奇跡の恐竜たち」を見学。
The special exhibition on Spanish dinosaur, Fukui Prefectural Dinosaur Museum in Japan.

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目玉のコンカベナトール
実物化石、かつホロタイプです。
すでにこれを見た方から「アレは凄い!」とは
聞いていましたが、実物を見るとなるほどの凄さ。
4方からグルリと、かなり近い距離で
見られるのが、また嬉しい。
Concavenator type specimen

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足先にパッド(肉球)の痕が残っています。

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腰の部分を上(背中側)から。
コンカベナトールは、背中の神経棘が腰の直前で
高くなり、腰の部分では低く、そしてシッポの付け根で
また少し高くなります。
その腰の部分だけが低くなるのが不思議で、
「もしかして腰の部分の神経棘が折れているor残っていないのでは?」
と思ったりもしたので、もし見られるならこの角度で見たかったのです。
で、実際に見ての感想は、、、、まぁ素人が見ても何とも言えませんね(笑)

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骨格模型。
パッドや他の軟組織痕も残っているホロタイプは、
完全にクリーニングして骨を取り出さないようなので、
ホロタイプを参考に造った骨格模型です。
ですので、実物の骨を利用した部分はありませんが、
各部の形状やバランス、特徴はしっかりと再現されています。
Concavenator reconstruction skeleton model

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こちら実物大復元模型。

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ペレカニミムス。これもホロタイプ。
Pelecanimimus 

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イグアノドンに近縁のマンテリサウルスの足先。
これもパッドの痕が。地味に凄い標本。
Mantellisaurus

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まだ研究中で学名も付いていない竜脚類展示。
背中の装甲が立派です。
Lo Hueco Titanosauria

その他、両生類、爬虫類、鳥類、昆虫類も小さいながら見事な
保存状態で、見応え十分でした、

葛生化石館・企画展「単弓類ってしってる?」見学

●9月5日
東京・根津で開催中だった守亜さんの
作品展
にお邪魔。
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ツイッターやfacebookで相当話題になっていました。
初日の開場前には行列が出来ていたそうです。

●翌6日
葛生化石館へ。

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常設展示も企画展仕様になっていました。
このシルエットの見せ方がカッコ良い!

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コティロリンクス!
まさか日本でコティロリンクスを見れるとは。

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コティロリンクス頭骨を裏返しにして展示。
良く判っておられる!
ちなみに、この頭骨レプリカは私の所蔵品なのです。

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そして、私が製作の模型も展示されています。
これまで散々お世話になったこのコティロリンクスが、
全身骨格と一緒に展示して貰える日が来るとは(感無量)

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ディメトロドン。
単弓類と言えば定番中の定番なのですが、
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バラバラになった各パーツに触れたり、子供の骨格レプリカがあったりで
他ではまずお目にかかれない充実のディメトロドン展示になっています。

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こちらは、常設展示のイノストランケビアの前の
ディメトロドン&イノストランケビア模型。
私の作品です。

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企画展ロゴ。
「単」はエステメノスクスの顔、
「弓」の字の中にディメトロドン、
そして「類」の字の「頁」はコティロリンクスだそうです。

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葛生化石館の後は、すぐ近くのお店で
名物いもフライを食べ
(佐野市のゆるキャラ・さのまるが腰に差してます)

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車で移動してラーメン、

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かき氷。どれも素敵に美味しい。
夏の仕事も一段落した後の、ちょっと遅い夏休みになりました。

葛生化石館・企画展「単弓類ってしってる?」

葛生化石館で開催中の
企画展・「単弓類ってしってる?」に
私の作品が展示されています。
展示の様子を化石館の学芸員さんが送って下さったので紹介。

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イノストランケビア
これは葛生化石館の常設展示。
国内では恐らく唯一の常設展示。
私は海外でも見た事が無かったりします。


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企画展展示のディメトロドン

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個人的にはこれが目玉の
コティロリンクス全身骨格レリーフ。
アメリカ自然史博物館で展示されているもののレプリカ。
そして、横の模型&頭骨レプリカは私の作品&所蔵品。
頭骨はオクラホマ・サムノーブル自然史博物館収蔵のものの
レプリカ
。この3点が並ぶ光景が見られるとは!
というか、まさか自分のコティロリンクスが
全身骨格展示と同じ舞台に立つ日が来るとは、、、、。

8月3日(日)には関連講演会
単弓類:恐竜以前に栄えた動物たち」 も開催。
 講師は平山廉先生。時間は14:00から(約1時間)。
単弓類を題材にした企画展、そして講演会は
なかなかあるものではありません。
単弓類好きは是非葛生へ!


単弓類を含むペルム紀の古生物に興味のある方には
オススメです。