穂別博物館
●16日
むかわ町穂別博物館へ。

「遠い」というイメージがあったのですが、
新千歳空港から午前中発のバスさえ押さえれば、あとは
バスで約1時間20分、最寄りのバス停から歩いてすぐなので
むしろ「近い」という印象。とはいえ、バスは事前予約が必要なので、
そこは注意しなければいけませんが。
今回は、札幌から電車で新千歳空港へ移動し、そこから穂別へのバスに
乗り換え、という行程でした。
博物館は、見事な白亜紀後期の海棲爬虫類化石と
アンモナイトの宝庫。小規模ながら濃い展示です。

入り口ホールのホベツアラキリュウ・愛称ホッピー復元骨格。




ちょっと時代を感じさせるも、丁寧な造りの
モササウルス模型の周りには、
穂別で発見されたモササウルス類化石が。数種のモササウルス類が
発見されています。

見事なモササウルス類頭骨。歪みがなく、バラバラなので
各パーツが詳細に観察出来る貴重な標本。
世界でもトップクラスのモササウルス頭骨だとか。
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白亜紀後期のオサガメ、メソダーモケリス
(奥は現生のアオウミガメ骨格)。
これが個人的にはお目当ての一つ。
現生のオサガメとは甲羅の作りもプロポーションもかなり違います。
記載・命名は化石カメ研究で著名な平山先生。
日本が世界に誇る化石カメの一つ。

日本産の化石カメと言えば忘れてならないのが
アノマロケリス。こちらも命名は平山先生。
復元画は小田隆さんが平山先生の著書『カメのきた道』に描いたもの。

イノセラムス&博物館のマスコットキャラクター・いのせらたん。

コウモリダコがクビナガリュウに食べられていたと
推測される化石。

先日発表された穂別で発見された恐竜化石。
現在発掘が続けられています。
発掘の様子の報告はこちら。

いのせらたん。各地の各種類が作り分けられているのが芸細。
この中の穂別産イノセラムスを元にした「ほべつたん」が
販売されています。
冒頭でも書いたとおり、とにかく穂別産の化石の見事さに
圧倒されます。展示もシンプルですが効果的に纏まっており、
また追加の展示やキャプションも丁寧に更新、製作、
管理されていると感じました。
一つ一つがじっくり見る価値のある展示だけに、
これくらいの規模が逆にちょうど良いのかも、とも。

この日は穂別に一泊。
画像は朝食のご飯の共ズラリ。
奇麗な民宿で食事も美味しく、博物館見学と合わせ
良い旅になりました。


穂別のメインストリートの街灯。
翌日朝のバスで新千歳空港に。そこから札幌へ戻りました。
北海道編、続く。
メソダーモケリス、アノマロケリスの記載・命名者の
平山先生の著作です。
むかわ町穂別博物館へ。

「遠い」というイメージがあったのですが、
新千歳空港から午前中発のバスさえ押さえれば、あとは
バスで約1時間20分、最寄りのバス停から歩いてすぐなので
むしろ「近い」という印象。とはいえ、バスは事前予約が必要なので、
そこは注意しなければいけませんが。
今回は、札幌から電車で新千歳空港へ移動し、そこから穂別へのバスに
乗り換え、という行程でした。
博物館は、見事な白亜紀後期の海棲爬虫類化石と
アンモナイトの宝庫。小規模ながら濃い展示です。

入り口ホールのホベツアラキリュウ・愛称ホッピー復元骨格。




ちょっと時代を感じさせるも、丁寧な造りの
モササウルス模型の周りには、
穂別で発見されたモササウルス類化石が。数種のモササウルス類が
発見されています。

見事なモササウルス類頭骨。歪みがなく、バラバラなので
各パーツが詳細に観察出来る貴重な標本。
世界でもトップクラスのモササウルス頭骨だとか。
s.jpg)
白亜紀後期のオサガメ、メソダーモケリス
(奥は現生のアオウミガメ骨格)。
これが個人的にはお目当ての一つ。
現生のオサガメとは甲羅の作りもプロポーションもかなり違います。
記載・命名は化石カメ研究で著名な平山先生。
日本が世界に誇る化石カメの一つ。

日本産の化石カメと言えば忘れてならないのが
アノマロケリス。こちらも命名は平山先生。
復元画は小田隆さんが平山先生の著書『カメのきた道』に描いたもの。

イノセラムス&博物館のマスコットキャラクター・いのせらたん。

コウモリダコがクビナガリュウに食べられていたと
推測される化石。

先日発表された穂別で発見された恐竜化石。
現在発掘が続けられています。
発掘の様子の報告はこちら。

いのせらたん。各地の各種類が作り分けられているのが芸細。
この中の穂別産イノセラムスを元にした「ほべつたん」が
販売されています。
冒頭でも書いたとおり、とにかく穂別産の化石の見事さに
圧倒されます。展示もシンプルですが効果的に纏まっており、
また追加の展示やキャプションも丁寧に更新、製作、
管理されていると感じました。
一つ一つがじっくり見る価値のある展示だけに、
これくらいの規模が逆にちょうど良いのかも、とも。

この日は穂別に一泊。
画像は朝食のご飯の共ズラリ。
奇麗な民宿で食事も美味しく、博物館見学と合わせ
良い旅になりました。


穂別のメインストリートの街灯。
翌日朝のバスで新千歳空港に。そこから札幌へ戻りました。
北海道編、続く。
メソダーモケリス、アノマロケリスの記載・命名者の
平山先生の著作です。