:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

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いろいろ紹介

「オオゴシ*トモエとつくるはじめてのプラモデル講座」
ブログで「恐竜の復元」を紹介して下さり、また去年8月の丸善での
作品展にも来てくださったオオゴシさんの新刊です。
初心者向き、となっていて、確かに初歩から
丁寧に解説が始まりますが、各ジャンルで有名モデラーを
アドバイザーとして向かえて、最後にはかなりハイレベルな内容まで、
でも非常に判りやすくカバーしています。
プラモデル本としてもですが、教本として良く出来た本です。
エンゲージが届くまでに、これで基礎から復習したい所。


ヤマモト生物模型 作業週報
先日の古生物学会にも参加されていた
ヤマモトさんのブログ。当面は角竜に専念する、
と宣言されているのですが、その宣言通りに
トリケラの次はパキリノに挑戦。
資料もちゃんと論文までチェックして集めておられて、
なかなか本格的です。というか、もう角竜情報は
任せた!って感じで。
こうして、情報収集を分担出来る仲間が増えてきたのは
嬉しい事です。



・・・・・・・・・・・・
「姜維伝」「それからの三国志」と、三国時代末期(=諸葛亮死後)を
題材にした小説を2冊、立て続けに。
姜維という人物をどう捉えるは、作者の個性が結構出るんだろうな、と
実感。姜維を、ただの戦争好きで国を傾けた張本人と捉えるか、
諸葛亮の理念を無理を承知で受け継いだと捉えるか。
それはつまり、諸葛亮の北伐の意味の捉え方でもあるし、
さらには蜀漢という国の存在意義を考えることにも。
ここ数年は、ただ三国志という話をなぞるだけでなく、
名士の存在や、各国の政権を構成する派閥、異民族との関わり等、
今まで一般書ではあまり語られる事のなかった要素に関する
本も出版が相次ぎ、ちょっと違う三国志の楽しみ方が
出来るようになってきました。
「もう一つの『三国志』」、「三国志 素顔の英雄たち」は
そういう点で興味深く読みました。

「姜維伝」の小前亮氏は、前作「蒼き狼の血脈」から人物の描写が
深くなったように思います。人によっては、まだまだ描写が
浅いと言う方も居られるようですが、あまり重い描写に
ならないのがこの作者の持ち味だと思いますし、
今ぐらいが丁度良いバランスかと。
中国史では人気もあり、題材にした作品も多い
漢楚の争いや、戦国・春秋時代には今のところ手を付けず、
それ以外の時代を扱った作品を
発表し続けているのも個人的には嬉しいです。


といっても、やっぱり基本はミッチェル三国志ですけどね~。

以前にも紹介しましたが、
三国志の件は何回見ても泣けます。

Comments

post
2010-04-09 00:47 
ヤマモト No.1653 [Edit]
「作業週報」のヤマモトです。紹介していただきありがとうございました。
論文は、英語と呼ばれる言語が読めないので、図に添えられた短い文章を辞書と首っ引きで解読するのがやっとです。そのすぐ脇にある、本文と呼ばれる部分には、さらに膨大な情報が含まれているらしいということまでは判明しているんですが…。「本文と呼ばれる部分」のさらなる調査・研究が待たれるところです。
それはさておき、「週報」のタイトルどおり一週間に一回くらいは更新できるように製作もがんばります。
2010-04-10 12:00 
ふらぎ No.1655 [Edit]
■ ヤマモトさん
英語に関しては、頑張って論文に
挑戦すると、恐竜だけでなく英語も
勉強できて一石二鳥!くらいのつもりで
やってみましょう。
とりあえず、タイトルとアブストラクトが
そこそこ判るくらいからで。
判らなくても数当たってれば、その内
「フルヘッヘンドは「堆い」だ!」な事もありますし。
2010-04-15 01:53 
ヤマモト No.1657 [Edit]
>「フルヘッヘンドは「堆い」だ!」な事もありますし。

かの杉田玄白が、オランダ語で書かれた恐竜の論文を訳する苦労話をまとめた「恐龍学事始」の、まさにパキリノサウルスの項で記しているエピソードですね。「たとへば、鼻上の瘤のところにて、フルヘッヘンドせしものなりとあるに至りしに、この語わからず。これは如何なる意味なるべしと、云々」
2010-04-16 22:45 
ふらぎ No.1660 [Edit]
■ ヤマモトさん
>「恐龍学事始」の、まさにパキリノサウルスの項で
>記しているエピソード

でも、実際にはその論文にフルヘッヘンドと言う単語が無い、
というのも有名なお話。
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