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マチカネワニ・シンポジウム

マチカネワニ・シンポジウム
1日目
初日は各分野の研究者による講演。
どの先生の話も、非常に分かりやすく、
内容も興味深いものばかり。
また、先生方の話の展開や纏め方に無駄が無く、
この手の講演としては珍しく、スケジュールよりも
若干早く進みました。
そのため、質問時間も結構しっかりとあり、
また最後には、来年新設される大阪大学総合博物館に
展示されるマチカネワニ復元図の草案を
見ながらのディスカッションの時間があったため、
かなり充実した質疑応答が参加者と研究者の間で
行われました。

今回のシンポジウムでは、マチカネワニそのもの
だけの研究についての発表だけではなく、
百原先生による、マチカネワニが棲息していた頃
の植生についての講演、
冨田先生によるマチカネワニと同時代の
哺乳類についての講演と、マチカネワニを取り巻く環境まで
含んだ内容だった事が良かったですね。
桂先生の、マチカネワニの骨格に残る
傷跡からの生態の類推も、先生の話術の巧みさもあり、
非常に面白い(御本人によると、大阪での講演という事で、
笑いの要素を意識して講演内容を組み立てたとの事)。
最後のディスカッションでは、参加者からの
質問に、先生同士でさらにそれを発展させながら
答えを導き出されて行く所に、古生物学の面白さを実感ました。

2日目については、次回

Comments

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2006-12-12 12:32 
まがね No.211 [Edit]
昨日、無国籍料理店でワニの唐揚げを食べました。
歯応えのある鶏肉の感じでした。
マチカネワニも美味しかったのかなあ。
美味しいから絶滅したに違いないです。

しかし、こんな大きなワニがいた時代が日本にもあったんですねぇ。
2006-12-12 13:02 
ふらぎ No.212 [Edit]
一般に爬虫類と呼ばれる動物の中では、
ワニは鳥に近い関係にあるので、
味が似ているのも有り得る事かと。

>こんな大きなワニがいた時代が日本にもあった
当時の大阪は、今と比べても特に暖かかった訳ではなく、
生息の北限に近い(つまり涼しい地域の)ワニは
小型種ばかりのなかで、
マチカネワニのような6mオーバーの巨体は、
小林先生いわく「まだ良い説明が出来ない。
今後の研究課題だと思います」。
系統上の位置、骨格の保存状態の良さ等、
ワニの研究上において非常に貴重な標本だそうです。
2006-12-12 21:01 
 このシンポジウム、とっても聞きたかったのに仕事で出られず、たいへん残念です。またいろいろお教えください。
 しかし、6mオーバーの巨体が貴重・・・ということは、キシワダワニも貴重ということなんでしょうね。
 あのあたり、もう一度工事しないかな~と、虎視眈々とねらっています。
2006-12-13 10:00 
ふらぎ No.216 [Edit]
2日目のレポートにも書きましたが、
マチカネワニとキシワダワニ、なかなか
面白い、というか難しい事になりそうです。
そのうちシンポジウムに参加された
友の会メンバーの皆さんから説明があると思います。

>あのあたり、もう一度工事しないかな~と、
>虎視眈々とねらっています。
あの短時間での調査であれだけの
化石が採れたんですから、
数日でも時間があれば、結構凄い成果が
あるかも、と期待しますよね。

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