:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

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お話してきました×2

●11/26
兵庫県立西宮香風高等学校で講演。
きっかけは今年4月の六甲昆虫館での作品展
偶然昆虫館に来られて、私の作品や活動に興味を
持たれた香風高校の先生が今回の講演を
企画して下さいました。
講演のタイトルは
「恐竜造形作家を目指して」。
学生の皆さんには、まず最初にいつも私が行っている
恐竜復元画ワークショップをやってもらい、その後は
私の活動をスライドを使ってお話。

CIMG0583(2).jpg

今まで経験の無い高校での講演という事で、
正直不安だったりもしましたが、いざ講演を始めると
皆さん非常に真面目に聴いて下さり、気持ちよく
話が出来ました。自分が高校生の時は、あんなに真面目に
講演とか聴いてなかったような気がするなぁ。



●12/1
さて、お次は京都大学。
いつも参加している
近畿古脊椎動物ゼミ、通称「骨ゼミ」
そこで私が話をする事になったのです。
この前の高校での講演が、日頃古生物には
ほとんど接点が無いであろう高校生が相手なら、
こちらはその道のエキスパートが相手。
それなら、いっそずっと自分が疑問に思っている事を
直球でぶつけて勝負したれ!って事で演題を
「獣脚類の口唇復元に関する考察」に。
要は「閉口時に歯が見えないトカゲ型復元って
どんなもんですかー」な内容です。

発表後には、古脊椎(『鳥の骨探』著者の松岡先生)、
現生動物(トカゲが専門の疋田努先生)、数多くの
獣脚類の歯のクリーニング経験者
(ナショナルジオグラフィックス日本版でも
紹介された化石ハンター・大倉さん)、
古生物復元作家(小田隆さん)等など、
それぞれの立場からの見解、異論、助言があり、
発表したこちらのほうが随分勉強になりました。
というか、質問されても、それに的確な
データや考えがキチンと提示出来なくて、
日頃、学会や骨ゼミで研究者だけでなく学生さんもパッと
質問に対応出来ているのを観ているだけに、当たり前とは言え
専門に研究・勉強されている方との格の違いを痛感。
でも、やってみて面白かったですし、
良い経験になりました。


その後の懇親会でも引き続き皆さんから
意見を聞くことが出来て、いろいろと今後の作品制作の
構想が浮かぶも、とりあえず帰宅後にやったのは
スライドのスペルミス修正だったり。
やっぱりやっちまったか~(笑)。

Comments

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2009-12-02 21:07 
いの No.1569 [Edit]
最近本当にその道の先生みたいになってきましたね(^^)
お写真の教室、高校なのに大学の講義室のようなすごい立派な教室ですね。私らの高校は平べったい床と、黒板の教室しかありませんでしたわ(^^;)
2009-12-02 23:56 
ふらぎ No.1570 [Edit]
■ いのさん
>高校なのに大学の講義室のようなすごい立派な教室
私もビックリしたんですよ。
10年ほど前に立ったばかりという事ですが、
それでも立派な校舎でした。
でも、先生方も、生徒の事も真剣に考えておられる
良い方ばかりで、立派な校舎もそれだけの価値があるな、と。

>最近本当にその道の先生みたい
好きな事やってたらこんな事に、って感じです。
模型雑誌なんか見てると、造形・立体に対する熱意では
モデラーや原型師の皆さんに負けてるような気もしますね。
凄い精度の物を造ってますもん、皆さん。

最近は怪獣造形からは離れてますが、
資料を出来る限り集める、その資料から逃げずに造りこむ、
クライアント(監修者)とのコミュニケーションの取り方等は、
いのさんと一緒に仕事してた頃の経験が今、凄く活きてるなぁ、
と思ったり。

2009-12-15 21:31 
A.E.G No.1571 [Edit]
いや本当にその道の先生ですね!
>資料を出来る限り集める、その資料から逃げずに造りこむ、
なるほど、こういう姿勢が、万人に共感を得る作風を生んでいるんですね。
あやかりたいものです。

2009-12-17 14:26 
ふらぎ No.1573 [Edit]
■ A.E.Gさん
怪獣って、まさに外見そのものが実在する訳で、
資料があって形状が判る限り、忠実に再現するか否かは
各自の判断ですが、それを無視は出来ないんですよね。
特に私が関わっていたのが、再現度に拘る方針の
仕事だったので、そこらへんはかなり鍛えられました。

一方、恐竜・古生物は外見はほぼ判明せず、
他に関しても判らない部分がほとんどなので、
「逃げ」なければならない場合も多いのですが、
その分、分かっている部分には出来る限り拘る事で、
今度は逃げた部分にも説得力が生まれると思うのです。

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