:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

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日本古生物学会at兵庫県立人と自然の博物館

●1月24-26日
兵庫県立人と自然の博物館で開催の日本古生物学会に参加。
人と自然の博物館は、丹波竜研究の中心という事もあり、
私にとってはこの数年、何度も通った馴染み深い博物館で
スタッフにも顔見知りが多く、ちょっと気楽な学会。

24日、会場に着くと何やら慌ただしい感じ。
ちょうど淡路島で発見された化石カメ・メソダーモケリスの
新標本の記者発表中でした>公式発表動画
メソダーモケリスは、去年の穂別博物館見学の時に
標本や復元骨格を見ており、その時に上顎がまだ出ていない事も
教えて頂いていました。そして、今回の新標本には見事な上顎が!
記者発表を周りで見ている研究者さん達のテンションが上がるのも
当然。皆さんで話が盛り上がるのでした。

初日は、物販ブースでの設営の後、シンポジウム聴講へ。
仕事柄、やはり復元に直結する発表「三葉虫の機能形態と古生態」は
特に興味深く。

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当社のブース。

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私が原型製作を担当した丹波竜フィギュアのサンプル展示。
3月の発売を予定しています。

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こちらは学会物販ブースではお馴染みのRC GEAR。
近々、某博物館に納品の予定だとか。

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博物館関係出展ブースの瑞浪市化石博物館スペース。
ここだけ見てると、別のイベントのようだ、、、。

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その瑞浪市化石博物館のデスモスチルス復元模型を製作した
ヤマモトさんによるエドモントサウルス。トサカ付きの新復元版。

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物販ブース


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某研究者さんの白衣に落書き中。


25日
この日の午前中は、学術賞受賞者による記念講演。
海棲爬虫類好きとしては、やはり佐藤たまきさんの
「鰭竜類の古生物学的研究」。首長竜を含む鰭竜類全般についての
情報を纏めて聞ける貴重な機会。

午後からはポスター発表、口頭発表。
ポスター発表は、各博物館の復元模型・イラストを手掛けた
作家による発表が複数、また口頭発表では恐竜に関する発表が
多いのが今回の特色の一つ。
また、この日の夜間小集会は
「篠山層群復元画丹波プロジェクトの全貌」という事で、
復元画を手掛ける小田隆さんを世話人に行われました。

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製作途中の作品を前に、意見交換中。


26日
発表は午前中で終了。
カメの発表が複数あり、座長から「カメ祭り」という言葉が
出るほど。

午後は、古生物学会・化石友の会のイベント
「ひとはく恐竜ラボツアー」
丹波竜等の化石クリーニングを行うラボの見学の後、
化石発掘・石割り体験。
CIMG3485.jpg
短い時間にも関わらず、化石も見つかったとか。
また、この友の会イベントはサポートスタッフが豪華。
学会中には、お忙しそうでちょっと声をかけるのは躊躇われるような
先生方にも気軽にお話が出来る貴重な機会かも。
というか、参加者さんと一緒になって石割りされてましたが(笑)
化石友の会主催のイベントもこれで3回目。
学会参加は初めて、もしくはまだ参加経験が少ない、という方ほど
オススメしたいイベントです。

学会終了後は、若手学芸員3人によるUstream配信


Video streaming by Ustream


Video streaming by Ustream

学会については、こちらのレポートも。

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新作×2

●久々に新作の紹介

ヤベオオツノジカ
シノメガケロス・ヤベイ
作品サイズ 35cm
縮尺 約1/8
和名はヤベオオツノジカ。
シノメガケロス属をメガロケロス属(いわゆるオオツノジカ)に含む、
という説もあるようですが。




パキリノサウルス
パキリノサウルス・ラクスタイ
作品サイズ 45cm
縮尺 約1/12
パキリノサウルスアップ
顔のアップ。


他のアングルの画像も追加して
後日ギャラリーサイトに更新の予定です。

「〈生きた化石〉生命40億年史」

「〈生きた化石〉生命40億年史」が届きました。
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著者のリチャード・フォーティ氏は
2006年まで大英自然史博物館に在籍の三葉虫研究者で、
数々の著書でも有名な方。
そして翻訳の矢野さんと言えば、個人的にはやはり
「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」
「サイのクララの大旅行―幻獣、18世紀ヨーロッパを行く」。
翻訳書を読んだ後、縁あってご本人とも会うことが出来ました
今回あのフォーティ氏の新刊の翻訳ということで
古生物好きとしては更に嬉しい事に。




リチャード・フォーティ氏著作一覧

個人的には「三葉虫の謎」「乾燥標本収蔵1号室」が
特にお気に入りです。



ついでに「解剖医ハンター」も

矢野さん翻訳の「解剖医ジョン・ハンター」を
ベースにした作品。
ストーリーはオリジナルですが、合わせて読まれると
双方の作品がより面白くなります。
その他、詳細は↓
『解剖医ハンター』おススメです!
ただ、こちらは現在入手難なのが残念。

サンタ"クロウ"ス

巨大な前肢以外の部位がほとんど発見されておらず、
長らく全身像が謎とされていたデイノケイルス。
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(右が現在、国立科学博物館で開催中の
 「大恐竜展・ゴビ砂漠の驚異」で展示中の
 デイノケイルス・ホロタイプ標本。左はテリジノサウルス)

先日のSVP・古脊椎動物学会で頭部を除くほぼ完全な骨格の発見が
報告されました(一般には、骨格図等まだ未公開のようです)。
で、このイラストはそれをベースにした
クリスマス「サンタ"クロウ"ス(爪サンタ)」バージョン。
背中に突起があるのですが、そこには「タルボサウルスへの贈り物」が。
と言うのも、タルボサウルスに齧られた痕のあるデイノケイルスの化石が
発見されているから。また、デイノケイルスは植物食と考えられているので
「大きく丸いお腹」も合っています。
さすがに色には根拠は無いはずなのですが、
いい感じに「ありそうな」色調になっているかと。
描いたデュファウルトさんは、先日のSVP会場で、
私が自作のドレパノサウルスを研究者さんにお見せしている時に、
それを通りすがりに見て声をかけて下さった方。
その時の服装の色とイラストの配色が近いので、
余計に作者と作品の印象がつながり易かったり(笑)
デイノケイルスの全身イラストという話題性以上に、
各部位に散りばめられたネタの数々と、
それを品良く纏めたセンスが素敵な作品で、
最近見た恐竜イラストの中でも特に気に入った作品の一つです。

アニメ版「ノブナガン」放送開始&役得

友人の漫画家(そして流浪の造形作家
久正人さんの「ノブナガン」がアニメ化。
放送がスタートしました

↑最新話が無料視聴出来ます。

その「ノブナガン」アニメ化に伴い、
「グレイトフルデッド」「ジャバウォッキー」の
単行本も復刊!!
恐竜者としては、やはり「ジャバウォッキー」をお勧めしたいです。
「グレイトフルデッド」のコリン(フル武装)も好きなんですが。

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で、発売された「ジャバウォッキー」1~3巻が
出版社さんより到着。
というのも、旧版用に私が製作した
久正人復元模型(=著者近影)が今回の新版にも
掲載される事になったから。まさに役得です。
まぁ、旧版もすべて著者直筆イラスト入りで
頂いたのですが。

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7巻のうち、女性キャラ描いてくれたのは一度だけ
(しかも、こちらからのリクエスト)、あとは全部
男キャラだったんですけどね。いや、それで良いんですが。

「グレイトフルデット」「ジャバウォッキー」が絶版状態、
そしてまだ新しい連載が始まっていない頃に
「アニメ化されるような新作マンガ描いたら復刊されるんじゃね〜」
と意地悪&冗談言ってたら、実現しちゃいました。
やるな〜、、、というかスンマセンでした!






恐竜教室at山直市民センター

●1月5日
岸和田市・山直市民センターにて
今年最初の恐竜教室開催。

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今回も、大阪市立大学・恐竜愛好会の皆さんによるお話の後、
私が担当の恐竜復元イラスト製作という構成。
大阪市大の皆さんとの教室開催もかなりの回数になりました。
愛好会のメンバーも着実に増えています。
普段は恐竜展の見学や専門書を読んだりが
主な活動だそうですが、この教室にも毎回のように来てくださり、
今や私にとっても重要な戦力です。
恐竜教室に参加してくれた子供さんが、
大きくなって大阪市大の恐竜愛好会に入部、
なんて事になれば良いですね~。


山直市民センターでの恐竜教室開催は2回目。
担当の方も前回と一緒なので、段取りもスムーズ。
また、参加者にも顔見知りの方がいて、これもまた
緊張がほぐれる事に。
今年、恐竜教室の開催を予定している図書館の方も
見学に来られていて、教室終了後に打ち合わせ。
今年最初の教室として幸先の良いスタートになりました。

<D◎D> 公開20周年!

今年最初のこのブログは、久々の映画語り。
お題は、公開20年周記念!
(厳密には、まだ19年とちょっとだけどな)

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そして、この映画と言えば!



勇ましい音楽と共に
100m先からでも「川北演出」と分かる、
ブルーの逆光を背に登場。
とにかく出撃に時間が掛かった
メカゴジラとは打って変わった、
スピーディというかスルスルと進む
移動>発進。
メカゴジラの時との技術力=性能の差を
これほどビジュアルで明確に表現出来るとは!!
(1年しか経ってないけどな)
さらに、それを承知の上で送り出す偉い方々の
勝ち誇った表情の中で、ただ一人出撃に反対した
麻生"中尾彬”Gフォース司令官の
苦い表情という絶妙のスパイス!

音楽に加え、効果音も一つ一つがやたらカッコイイので、
それなりのスピーカーorヘッドフォン推奨。

そして何といっても、燦然と輝き、かつ
初見では子供はおろか大人でも何が
表示されていたか読みきれない、その正式名

Mobile Operation Godzilla Expert Robot Aero-type

覚えておくと、合コンで使えるよ!

忘れてはいけない、パイロットのヘルメットを
誇らしげに飾る「M」。
よく考えたらメカゴジラも「M」なんで共通装備かも
知れませんが、この出撃シーンを観た後では、
「M」と言えばもうモゲラしか思い浮かばない!
 
すべてが計算され尽くした、
完成されたカッコ良さ!
世界中で何人の子供たちが
大人になったらGフォースに入って
モゲラのパイロットになる事を夢見たかと思うと、
そしてモゲラごっこで、どちらがスターファルコンか
ランドモゲラーかで、あまたの喧嘩が起こったかと
思うと、心配で夜も眠れません。

DVDも、ちゃんとこのシーンからのチャプターがあります。
分かってんな!

個人的には、平成ゴジラVSシリーズにおける川北演出の到達点というより、
むしろ「ガンヘッド」の直系と言うべき「川北魂&川北様式美」の
真価が発揮されたシーンだと思っています。
まさに
" Of the 川北, By the 川北, For the 川北&川北ファン"!

・・・・・・・
思い返せば約20年前、ゴジラ仲間と試写会を観た時は、
それまでのシリーズとの雰囲気の違いに戸惑ったものです。
映画館を出たときは、それこそモゲラ出撃時の
麻生司令官のような顔になっていたような。
それが、この歳になってよもやDVDを買ってまで
繰り返し見るようになるとは、、、、
多分、モゲラ出撃のシーンだけ異常に磨り減ってると思うけど。
ゴジラも、VSシリーズのビオゴジベースの
スーツバリエーションの中でもなかなかの男前。
プロポーションならビオゴジさえ越えた美しさが。
服部隆之氏の音楽も素晴らしく、かつ川北演出との相性も抜群。
服部&川北の組み合わせの映画がこれ一本というのは惜しい!
あと、昔は何とも思わなかったんですが、
数年前あたりから、この映画の三枝未希が何かツボにハマり出しました。
特にバース島にいる時が(福岡決戦時の制服姿も良いよ)。

こうした自分の心情の変化に、20年という
年月の長さも感じざる負えません。
というか、この映画の魅力が分るまで20年掛かったとも。
時代が、否、自分がやっとこの映画に追いついたのです。

「恐ろしくタフでハードな映画だったよ!」


この映画の魅力はまだ沢山発見しているのですが、
何と残念な事に、それに十分な余白が無いようです。
続きは、また2019年、25周年の時に!


つか、

ソフトはともかく、



こんな物が出る世の中になるとは、、、、。



・・・・・・・・・

・追記
「ゴジラVSスペースゴジラ」ですが、この年は
トライスター版ゴジラが公開予定だったため、
本来は作られる予定になかったのです。
が、そのトライスター版の製作&公開が遅れたため
急遽製作された、という経緯があります。
もし、通常のスケジュール通りに製作されていれば、
またそもそもトライスター版が無ければ、
この映画も無かったか、あっても全く違う雰囲気に
なっていた筈。という事は、あのモゲラ出撃シーンも、
バース島の三枝未希も観れなかった事でしょう。

つまり結論



ありがとう!トライスター版ゴジラ!

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そんなトライスター版ゴジラに敬意を込めて
(2011年 ニューヨーク・アメリカ自然史博物館前にて)

あけました。

明けましておめでとうございます。
今年は、ウマネタが思いつかず元旦用造形は見送り。
12年後のリベンジを目指します。

まぁ、普段造りたくても造れないネタを造る
口実なので、ネタのストックが無い時は無理はしないのだ。


という訳で、今年も宜しくお願いします。

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