:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

福井県立恐竜博物館>スーパーカミオカンデ

●8月25~26日
サイエンスカフェ・はりま主催の
ツアーにゲストスピーカーとして参加。

初日は福井県立恐竜博物館
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この約9割が実物化石で組み立てられた
カマラサウルス
を見るのは今回初めて。
といっても、今回はガイドとしての参加ですので、
ツアー参加者への解説のお仕事優先です
(とは言いつつ、結構画像撮ったりさせて
 貰えましたが)

この日は富山市で一泊。ホテルの夕食が美味しかった!


翌26日。
あのスーパーカミオカンデ見学。
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今回のゲストスピーカーの要請に飛びついたのも、
このスーパーカミオカンデ見学があったから、、、のような?
実験内容については、ほぼ知識が無かったりなんですが、
実験施設としてのスーパーカミオカンデは知っています。
その施設内を見学出来る機会なんて、そう滅多にありません!
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研究棟にあった縮尺模型。

研究棟からバスで約10分ほどで到着。
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画像は撮影自由だったのですが、
このブログでの紹介は一応ここまでにしておきます。

もちろん、稼働中のスーパーカミオカンデのタンク内は
見ることが出来ませんが、タンクの上の施設まで見学。
また、スーパーカミオカンデの基となった
カミオカンデの跡地に作られたカムランド
近くに作られたキャンドルズ実験施設も見学。
それぞれ解説して下さった研究者の皆さんが
楽しそうに、そして世界の最先端の施設である事を
誇らしくお話されるのが印象的でした。

道中のバスの中では、参加者との質疑応答の時間も。
日頃からサイエンスカフェ・はりまの企画に参加されている方が
多いとあってか、質問の内容も本格的。
研究者では無い私では力不足の面もありましたが、
答えるうちに私も随分と勉強になりました。
また、もう一人のゲストスピーカーで素粒子研究の
神戸大・竹内先生には、全く門外漢の私の
(恐らく相当トンチンカンな)質問・疑問にも
丁寧に解説して頂き、楽しく、かつ貴重な経験となりました。

恐竜と宇宙という、人気の点では自然科学でもトップクラスの
分野での、それぞれさらに日本を代表する施設を一度に
回ってしまうという、なかなかに濃い内容のツアーでした。

恐竜骨格CG・トリケラトプス

前回に続き、ACTOW所属の古生物研究者・ogino製作の
恐竜骨格CG。3体目はトリケラトプス。

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と、ほぼ直立のデータが完成。
資料を元に各パーツを製作するのがoginoの担当。
ここからは私の出番。恐竜の復元の研究に関しては
知識は私の方が上(oginoは哺乳類が専門です)なので、
私がパーツを組み替えていきます。

トリケラトプス骨格1s
まずはやはり「藤原復元」風に。
指の骨一つ一つまで別パーツなので、並べ替えもなかなか
地味に大変なのですが、面白い作業なのです。

トリケラトプス骨格2s
もちろんアングルもグリグリ自由自在。
下からのアングルで、足跡からの推測される
左右の足の幅、傾き等との整合性が確認出来るのが
嬉しい。

今後は、このデータを元に、頭部形状等を変更して
アメリカ自然史博の展示風バージョンも作ってみたいな〜と。

新潟「だいしアカデミー」恐竜復元教室

8月19、20日
新潟市・クロスパル新潟にて第四銀行主催
「だいしアカデミー」プログラムの一環として
恐竜復元ワークショップを開催。
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前半は当社オリジナル・丹波竜骨格シールを使用した
骨格組立体験。

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休憩をはさんで、後半はディノケシ・ティラノサウルス頭部復元。


平日しかも新潟県内在住の方のみ対象の開催という事でしたが、
定員いっぱいの申し込みがありホッとしたり。
この辺りは、地元に密着の銀行の流石の広報力のお陰かと。
また、「だいしアカデミー」というタイトルの影響もあるのか、
参加者の子供さん、付き添いの保護者の方それぞれ「恐竜について学ぶ」
という姿勢が強かったように思います。
休憩時間を含め、フリートークできる時間も多目だったので、
なるべく恐竜や化石について、いろいろな話題を提供するように
心がけたつもりです。

1日目の夕食は、会場にお手伝いに来てくれていた、
新潟に詳しい恐竜女子さんの
「新潟なら日本酒はもちろんですが、加えてラーメンです!」の
力説と共に、お薦めのお店へ。
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確かに美味しかった! まだまだお薦めのお店があるそう。
次回の機会が楽しみです。


そして翌日の夕食は
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の近くでした。


以前の恐竜教室を手伝って下さった
博物館実習の学生さんが就職先で企画されたのが
今回の教室でした。
学生の頃に知り合った方に社会人となってから再会、
また頑張って居られるのを見ることが出来たのも嬉しかったです。
また新潟には行きたいですね~。
今度は日本酒も!(酔い過ぎない程度に)

『南三陸化石ものしりブック②―ギョリュウってどんな生きもの?』

『南三陸化石ものしりブック②―ギョリュウってどんな生きもの?』
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南三陸町で発見された世界最古級の魚竜・ウタツサウルスを
始め、最新の魚竜研究が見事に纏められています。
監修・執筆・イラスト陣も豪華。
なにわホネホネ団&東北遠征団による震災復興支援ワークショップ活動の
一環として製作されたものです。

また、南三陸町では日本最初のマストドンサウルス類の
化石が発見されています。このミニブックにもその紹介が
あり、私の描いたマストドンサウルスが使われています。
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そのマストドンサウルス類化石を発見された研究者さんの
「きちんと近年の研究を取り入れて描かれているイラスト」
という推薦での採用でした。

南三陸町の歌津コミュニティ図書館・魚竜には、
私が製作したウタツサウルス模型
展示されています。ホネホネ団の活動やミニブックと共に
南三陸の化石の重要性や面白さをさらに多くの方に
知ってもらうお手伝いが出来ればと思っています。

恐竜倶楽部25周年&東京・丸の内恐竜展示

●8月10日

恐竜倶楽部25周年記念祝賀会に参加

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*今回は、祝賀会実行委員の方の撮影した画像も
使用させて頂いています。

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今回は、記念講演のトップバッターとしても参加。
演目は、
「世界の前眼窩窓から~模型が紡ぐ恐竜人の縁~」
いろいろなアプローチでの「恐竜好き」の集まりという事で
模型の話に限定せず、模型のお陰で出会え、そしてお世話に
なっている方々との縁をお話しました。
何せ、私の後の講演者のお二人がヒサクニヒコ先生、
長谷川善和・群馬県立自然史博物館・名誉館長ですから、
最初に盛り下げては申し訳ないと、気合入れたら
ちょっと時間オーバーしてしまいました(ゴメンナサイ!)

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こちらはヒサクニヒコ先生の「昭和恐竜物語」講演中。
恐竜の本に関わるようになったキッカケ、経緯の話などなど。
私が子どもの頃に読んでいた本に、そんな裏話があったとは!

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もちろん、トリは長谷川先生。
中国山東省の恐竜研究史と現在の状況の報告。
私とヒサ先生の講演もしっかりと聞いてくださった上に、
要所要所で「これは先ほどの講演でもお話になっていた~」
とアドリブで話題に入れる柔軟さは流石の貫禄。

記念講演会の後はパーティ。
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本田俊之さん(「マルサの女」「ガンヘッド」の映画音楽作曲者)、
日本有数の恐竜グッズのコレクター・田村博さん
木村秀子さんのトリオによるジャズセッション。
本田俊之さんのサックスは会員にはお馴染みの恐竜柄の彫刻の入った
「ダイノサックス」。

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記念講演の講演者+1で記念撮影。
左から、日本中の恐竜展・博物館で恐竜の展示骨格の設営・
組み立てを手掛けるパレオサイエンス・中川さん、
長谷川善和・群馬県立自然史博物館名誉館長、
ヒサクニヒコ先生。
子どもの頃から今まで、直接的にも間接的にもとにかく
様々な形でお世話になった方ばかり。

これまで、冗談で恐竜倶楽部を「謎の秘密結社」と
言っていたのですが、今回の祝賀会の参加者には
学生や女性が増えただけでなく小学生も居られ、
これはもう全然「謎」でも「秘密」でも無いな~と(笑)。
もちろん、元々「謎」でも「秘密」でも無いですが。

この記念パーティに関しては、こちらで更に詳しくレポート
されていますので是非。


●翌11日
前日の祝賀会で恐竜倶楽部会員をお誘いして
東京駅前・丸の内の恐竜展示を見学。
福井県立恐竜博物館の所蔵品が展示されています。
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1年ほど前にネットで見つけ、是非実物を見てみたかった
バリオニクス全身骨格。

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展示会場すぐ傍にカフェがあるので、もちろん一番展示に近い席へ。

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こちらは、丸の内オアゾにある植物食恐竜展示。
肉食恐竜と別の場所なので注意。

恐竜骨格CG

当社所属の古生物研究者・荻野が何やらコソコソ
やってるな、と思ってたら

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3DCGで恐竜骨格を作ってました。
各骨はバラバラに製作しているので、組み替えも簡単だそう。


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という訳で、現在の復元姿勢で製作したティラノサウルスを
わざわざアメリカ自然史博物館の昔の展示風に組み替えて貰ったり。

これは、いろいろ遊べそうです。

まだ、細部の形状の詰めが甘かったりするので、
修正していく予定。
出来れば「あの博物館の標本の頭骨の歪みを再現」
なんてのもやっていきたいな、とも。

8/3 きしわだ恐竜教室

●8月3日
きしわだ自然資料館にて、きしわだ恐竜教室。

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大阪市立大学・博士課程で古生物を専攻中の
大野さんによる化石研究の解説からスタート。


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次は私が担当の恐竜復元画製作

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最後はティラノサウルスフィギュア塗装

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私の作品が掲載されている書籍にサイン中。

子どもの部の後は大人の部。
子どもの部出身(?)の参加者も。
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今回は、この教室にも何度も参加してくださっている
大学院生さんの発表。
2011年の震災前後に訪れた、東北の古生物関連展示施設の
見学レポートでした。

7/24 丹波竜化石工房・恐竜復元教室

●7月24日
丹波竜化石工房にて恐竜復元教室を開催。

8月25日までは特別展を開催中。
ココロ製・ティラノサウルスロボットと
小田隆氏の原画展。
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ティラノサウルス、ラプトレックスはこの特別展のための
新作です。


午前中は当社オリジナルの丹波竜骨格シールを
使っての、恐竜骨格復元。
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午後は、ティラノサウルス復元模型製作。
プラスチック製のティラノサウルス骨格に
粘土で肉付け、色付けまで。
肉付けは骨格の半面のみ。
逆側を骨のまま残す事で、骨と肉付け後(=復元後)を
比べる事が出来ます。
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骨格復元、肉付け復元、両方のプログラム共に
恐竜の形を作る、という事よりも
骨や体のつくりの観察を少しでも覚えて貰えれば、
と思っています。

この数年、各地で行ってきたこのティラノサウルス復元ワークショップですが、
教材のプラスチック製骨格の纏まった入手が難しくなってきたため、
開催はこの日が一旦最後。また同じような教材が準備できるように
なれば再開の予定です。


マンモス展&ワンフェス

●7月27日
横浜で開催中の特別展・マンモス「YUKA」を見学。

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手前からアフリカゾウ、アジアゾウ、ナウマンゾウ、
マンモスの全身骨格。それぞれの骨格が比較できるだけでなく、
特徴や他のゾウとの違いなどの解説も豊富。

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ケマンモスの全身骨格。
マンモスといっても、マンモス属には複数種がおり、
一般にマンモスとしてイメージされているのは
プリミゲニウス種。マンモスの中でも最大という訳では
ありません。

メインの展示であるマンモスのミイラ・愛称「ユカ」や
ケサイのミイラ・愛称「コリマ」は撮影禁止でした。

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今回の展示で個人的に気に入ったのが、このケサイの
全身骨格。全身骨格を見たのは初めてかも。
しかも、隣に現生のシロサイの骨格もあるので、
比べて見る事も。

全体的に、マンモスの形態に関する解説が詳しく、
私のような人間には嬉しい情報ばかり。
と思ったら、監修が犬塚先生で納得。
その内容が纏められた図録もお薦め。
「ユカ」や「コリマ」の写真も収録されてますし。

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ショップでは、当社が企画・開発に携わった
テラダモケイ1/100添景シリーズ・古生物編
販売されています。宜しくです。



●7月28日
幕張メッセで開催のワンダーフェスティバルに参加。

といっても、今回も販売物は無し。
最近関わった商品や書籍を展示。
ここ数回のワンフェスは、友人・知人との
情報交換がメインになっています。

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ウチのブースの前でバッタリ遭遇の
SF作家・富永浩史さん(SF大会・古生物企画の首謀者)と
漫画家・久正人さん

ワンフェス終了後は、帰り際に
私にとって造形業界での兄貴分・アトリエG-1奥田さん
捕まえ、近況報告の夕食会。

その他、遊びに来てくださった皆さん、ありがとうございました。
次回も参加の方向で考えております。
販売物は無くても、せめて展示物はもう少しどうにかしたいな~。