:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

きしわだ恐竜教室「ヨロイ竜の謎を探る!」

●5月25日
きしわだ自然資料館にて、きしわだ恐竜教室特別版
「ヨロイ竜の謎を探る!」

きしわだ恐竜教室は、レギュラー企画をはじめ
子供向け(大人の参加もOKですが)の開催がメインですが、
機会を見つけては、より本格的なお話を伺う企画も
開催しています。
去年は、ステゴサウルスを題材にした講演でしたが、
今年はヨロイ竜。

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イラストは私が描いています。

この4月に大阪市立自然史博物館に着任された
林昭次さんによる講演です。
林さんは、ステゴサウルスの背中の板や
ヨロイ竜の装甲、また最近ではデスモスチルスを含む
束柱類の研究
など、まさに最先端の研究をされている方。
「モンゴル恐竜化石展」図録にもヨロイ竜の解説記事を
担当されています。
私もこれまで学会等でお世話になっており、またその興味深い
研究内容を是非きしわだ恐竜教室で話して頂けたら、と
こういう機会を虎視眈々と狙っていました。

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そして内容は、まさにヨロイ竜研究の最先端。
ヨロイ竜でもこれだけの研究がされ、そして謎が解明されている
一方で、さらに不思議な事も増えている事に驚かれた方も
多いかと。きっと、今後ヨロイ竜の見方が変わった事と思います。

というか、大人も子供も、ほとんどの方がメモしながら聞いている
真剣さ。


・・・・・

翌日は、前日の講演のため遠くから来た友人もいますし、
せっかくあの講演を聴いたんだからと
「モンゴル恐竜化石展」見学会も。
ヨロイ竜の展示が数多くありますし、それらの解説は
前日がっちり聞いているので、初めての方だけでなく
再見学の方も改めて楽しめたかと。

また、次回もこういう企画は行いたいと考えていますので、
宜しくお願い致します。

製作中諸々

現在製作中の個人作品の紹介。

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こちらは、ほぼ完成のアーケオケラトプス。
骨格展示などでは、前肢の指は4本になっているのですが
(プシッタコサウルスをベースにしたのかな?)、
系統的・近縁種からすると5本のほうが良いんじゃないかな、と。


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マンモス・プリミゲンシス。
マンモスの中でもウーリィ・マンモスやケナガマンモスと
言われる種類。個人的には、より大型のマンモス・コロンビ
(コロンビアマンモス)のほうが好みだったりもしますが、
やっぱりマンモスといえば、こちらのイメージが一般的ですし、
体毛の表現の練習もしたかったので。


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カマラサウルス。
まだ芯の状態ですが。
先日の2013年版丹波竜製作で竜脚類の復元や研究について、
新たに学んだ事も多いので、それを反映させた個人作品も
欲しいな、と。

恐竜復元ワークショップat丹波竜化石工房

●5月18日
兵庫県丹波市・丹波竜化石工房にて
恐竜復元ワークショップを開催。

午前は、丹波竜骨格組み立てワークショップ。
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当社オリジナルの、シール(ポストイット)になったバラバラの
丹波竜の骨を組み立て。恐竜復元の面白さと
難しさを体験出来ます。
メインの講師は当社所属の古生物研究者・荻野さん。
また、偶然お仕事で会場に来られていた
兵庫県立・人と自然の博物館・池田先生にも参加して頂きました。
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骨格完成後には、竜脚類復元の歴史を紹介。
昔の復元の紹介の辺りは、大人にも子供にもウケます。
ただ、その前に参加者自身が復元の難しさを体験しているので、
過去の研究者や作家へのシンパシーも多少感じてくれてるようなのが
嬉しいです。


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午後は、ディノケシ・ティラノサウルスを使った
頭部復元。精密に頭骨が再現されているディノケシの上に
色つき粘土をかぶせ、生きていたときの顔を想像して作ります。
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午前は骨格復元、午後は肉付き復元、
その間に丹波竜発掘地を見学したり、石割体験をされると
発掘>骨格復元>生体復元を一通り体験できる事に。
また、午前・午後の内容共に、ただ恐竜の形を追うのではなく、
骨の形状との関連や、骨の見方、その向こうにある
研究者の仕事の面白さも感じ取って貰えればと
製作したプログラムです。

化石友の会・パンフレット完成

日本古生物学会・化石友の会のパンフレットが
完成。

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デザイン・編集を当社が担当しました。
画像素材等に関しては、古生物の各分野から出来る限り
偏りなく集める、という作業などは、現役の研究者が在籍する
当社ならではの仕事になっているのでは、と自負しております。

日本古生物学会関連のイベントに加え、当社の企画・イベント等でも
配布予定にしております。宜しくお願いします。



↑骨質歯鳥類の項目のイラストを私が担当しています。


子供向けの図鑑ですが、監修は日本古生物学会と本格的。

ウタツサウルス模型・常設展示開始

●先日紹介した、私が製作のウタツサウルス模型が、
南三陸町・歌津コミュニティ図書館にて常設展示になっています
展示紹介

残念ながら、まだ私は現地に伺えていないのですが、
いずれ機会を見つけて行って見たいと思っています。

イラストブログ更新

●恐竜・古生物イラストブログを更新。

ゲロトラックス

サモテリウム

の2つ。
相変わらず、イラストよりも資料集めと
文章書きのほうに時間を取られるという、、、。

講演会「トカゲ・カメ・・・身近な爬虫類のひみつ」

●12日
きしわだ自然資料館で開催の講演会
「トカゲ・カメ・・・身近な爬虫類のひみつ」に参加。
講師は、京都大学・疋田努先生。

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ニホントカゲ、ヒガシニホントカゲ、オカダトカゲの分布
外来種としてのクサガメの話など。
小学生も参加する、という事で、かなり気を使ってお話されていましたが、
内容的にはどうしても用語等が難しくなってしまう部分も。
それでも子供さんは大人以上に熱心に聴いていて、
質疑応答は子供さんの質問が大多数を占める事に。
疋田先生もとても喜んで居られました。


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その後の懇親会にて、
アクアプラント製モササウルスTシャツ(きしわだ自然資料館での講演だから、
というチョイスだそう)、そして同じく愛用のアクアプラント根付ストラップを
披露中。
こちらの動画でも、アクアプラント製Tシャツを着ておられるくらい
気に入っておられるとか。