:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

「モンゴル恐竜化石展」見学会をお手伝い

●3月29日
兵庫県立大学の企画の、
丹波市の親子参加の「モンゴル恐竜化石展」見学会の
講師&お手伝い。

丹波市からは、人博の古生物研究員で、今回の恐竜展の
図録でも化石種のトカゲについて記事を書かれた
池田忠広さんが同行。移動のバス車中では、事前に子どもさんに
描いてもらった恐竜イラストに、池田さんがコメントして居られたとか。

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まず、大阪市立自然史博物館の集会室で
恐竜展を見るためのポイントをスライドで紹介。
また、子どもさんたちの描かれたイラストも見せて貰い、
皆さんの恐竜の知識に驚いたり。


昼食後、恐竜展会場へ。

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私と池田さんで解説中。

ちょうど、同じ時刻に岡山から林原自然科学館企画の
見学ツアーも。こちらの参加者にも、以前私の作品展などに
来てくださった子どもさんが居たり。
仔タルボサウルスを発見した鍔本さん(林原自然科学博物館)が
岡山からのツアーに同行されていたので、一緒に記念撮影をする
丹波組も。

あの凄い内容の恐竜展の解説(というか、おしゃべり)、しかも
研究者さんも一緒(私の話に間違いがあっても、指摘して貰えるので、
こちらも安心して話が出来るのです)、と私にとっても楽しい企画でした。

ハンズカフェ「恐竜・化石グッズトーク」

●3月28日
東急ハンズ大阪梅田店ハンズカフェにて
第6回恐竜古生物トーク「恐竜・化石グッズトーク」を開催。
これまでの開催の様子>その1その2

会場はJR大阪駅すぐの大丸百貨店内の東急ハンズ。
恐竜・古生物関係の定期開催企画としては
日本一良い立地のイベントのような。


今回は、恐竜・化石グッズが題材という事で、
大阪市立大学・博士課程で古生物を専攻中、
私の恐竜教室の3代目恐竜お姉さんでもある大野さんの
グッズコレクションを中心に披露。

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開始前のテーブルの様子。
雑然と並べられているように見えますが、
古生物研究中の学生さんのチョイスしたもの、という
視点で見ると、なかなか興味深いかも。
中には?な部分のツッコミ用のアイテムもあったり。

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お話中の様子。
結果的には、グッズメインというより、グッズの解説を
キッカケに恐竜・古生物分野のアレコレをお話、という展開でしたが、
フリートーク的な雰囲気も含め、こういうのもアリかな、と。
グッズ自体についても、まだまだ語りつくせていないので、
また機会があれば第2回もやってみたいな、と思っています。

きしわだ恐竜教室

●3月23日 
きしわだ恐竜教室。
2009年に始めたこのプログラムも今回で10回目となりました。


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最初は大阪市立大学・博士課程&恐竜愛好会会長・大野さんの
恒例の「掴み」。


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今回、恐竜・古生物の基礎についてのお話は
恐竜愛好会の若手メンバーさんから。
これまでの大野さんのお話とも違った内容で、
リピーターの方のリアクションも上々。
スライドの内容や、質問の設定もなかなか上手い。
こうしてプログラム内容に変化と厚みが加わるのは嬉しいですね。

次は、私が講師の恐竜復元画製作。
で、また画像を撮り忘れるのも恒例。


最後は、ティラノサウルスフィギュア塗装。
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恐竜教室は、他の施設への出張開催も多く行っていますが、
このフィギュア塗装は他の施設での開催では行っていません。
材料の準備が大変、という事もありますが、
この恐竜教室はきしわだ自然資料館で始めたプログラムなので、
このきしわだでの開催が言わば「元祖」。
ですので、ここでしか参加出来ない内容が一つあっても良いかと
思っています。


「子どもの部」のあとは、これも恒例の「大人の部」。
今回は8人ほどの参加者。恐竜の復元に関するネタや、
去年のノースカロライナ&シカゴ・フィールド博物館見学の
報告等をお話しました。

きしわだ自然資料館では、この「恐竜教室」や他の恐竜・古生物関係の
プログラムの開催も、また予定しています。

恐竜展見学会&恐竜ワークショップのお知らせ

「モンゴル恐竜化石展」見学オフ会のお知らせ

日時 3月31日 
   午後1時30分 会場入り口前集合。

春休み中に一回くらい見学会をやっておこう、と思い
急遽計画しました
(*私個人の企画で、恐竜展公式イベントではありません)
参加希望の方は、私のメールアドレスまでご連絡下さい。
急な中止・集合場所の変更等ありましたら連絡致します。


●4月・5月の丹波竜化石工房・恐竜ワークショップ
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4月14日、5月18日の開催です。
今回は午前中は丹波竜骨格復元、
午後はディノケシ・ティラノサウルス頭部復元です。
丹波竜骨格復元は、先日公開された小田隆さんによる
2013年版・丹波竜骨格図を基にした新しい内容です。
申し込み等、詳細はこちらを。


●恐竜・古生物イラストブログ
「Extinct Creatures」を更新。
今回はアロデスムスです。

ひょうご恐竜化石国際シンポジウム その2

ひょうご恐竜化石国際シンポジウム・2日目

この日の会場は、丹波竜化石工房とその隣の山南ホール。
午前中は私と小田隆さんによる講演
「サイエンスカフェ・篠山層群の化石から
 白亜紀の生き物を復元する」です。
当初はサイエンスカフェという形式で、定員も30人程度、
会場は丹波竜化石工房セミナー室で、丹波の御菓子とお茶を
楽しみながら、研究者・参加者の皆さんで
恐竜復元を話しのネタに気軽に交流して貰えれば、という
企画だったのですが、参加希望者が直ぐに100人を越えてしまい、
会場も山南ホールに変更。お茶とお菓子も出せなくなってしまいました。
最終的には150人以上の参加者に。

開演の約1時間半前に会場に到着。
まずは研究者の皆さん、丹波竜化石工房を見学。

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入り口すぐのガストニアを見るなり
「私の友人だ!」とカークランドさん。
カークランドさんこそが、このガストニアの命名者なのです。
早速ここでガストニア&ヨロイ竜トーク全開。
ガストニア全身骨格のレプリカの展示は
国内ではかなり珍しいかと(常設としては唯一かな?)
また、このレプリカは基になった標本がかなり良い保存状態
という事で、カークランドさんお墨付きのもの。

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さらに、この原始的なテリジノサウルス類・ファルカリウスも
カークランドさんが命名。
ユタラプトル、ディアブロケラトプスもカークランドさんが
命名者ですね。

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この日から公開開始の、私が製作担当した
2013年版丹波竜模型の前でカークランドさん、
平山廉さんと。

ロマン・アミュさんは模型を見て「鼻孔の位置が
ウィトマー復元になってますね!」と。
細かいところまで、しっかり見てくださっていて嬉しい。

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と、その模型自体の画像を撮り忘れたので、
事前に撮っていた画像で紹介。

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講演開始直前。
前座として、私の恐竜教室やワークショップではお馴染みの
アレを。

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と、そこに事前の打ち合わせ無しで渡部さん乱入。
恐竜漫談が恐竜漫才に(笑)

さて、本番開始。
まずは私が丹波竜模型制作の工程を紹介。
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次は小田隆さんが、丹波竜骨格図製作をメインに。
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其の後は、研究者の皆さんからコメントを。
カークランドさんからは、私の丹波竜模型の後肢の爪について
ツッコミ(?) その一方で、その部分に関しては新標本が
発見されており、その研究次第でもあるとの情報が。
私も、参考にした資料についてお話する事で
意見の交換が出来ましたし、またカークランドさんが
ただ作品を褒めるだけでなく、しっかり細かい部分まで
見てくださっていた事が嬉しかったです。

1時間30分の講演時間のうち、最後の30分は
参加者全身で丹波竜化石工房に移動、
フリートーク形式という事に。

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改めて、多くの皆さんにガストニアを
解説中の先生方。


s-s-IMG_2711のコピー
こちらはファルカリウス解説中。
目の前の恐竜の命名者であるカークランドさん、
獣脚類が専門の對比地さん、
「モンゴル恐竜化石展」の目玉、あのタルボサウルス幼体の
発掘・研究などに関わられた渡部さん、
そしてこの画像には入っていませんが
羽毛恐竜の権威・徐星さんも同じ場所に居られるという
これ以上無い豪華なシチュエーション。

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小田さんのイラスト展示。


昼食時間
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ロマン・アミョさんが、なにやらゴソゴソ、、、、

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と、折り紙丹波竜が完成!
折り紙もですが、本人のポーズも決まりすぎ(笑)

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(画像3枚 平山廉さん撮影)
同位体研究という事で、私にとっては英語の壁も高く、
なかなか研究のお話をじっくり出来なかったのは
残念だったのですが、アミョさんは恐竜の復元や研究も詳しく、
また、こちらが模型作家という事で
向こうから話を合わせてくださる気遣いも。

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午後からは、所十三さんによる復元画ワークショップ。
私が同じようなワークショップを行うときは約30分ですが、
所さんは1時間30分。時間は3倍ですが、
内容はそれ以上の濃さのはず。

その他、会場では他にも様々な企画が行われていました。
こちらで紹介されています。

一方、午後からは、カークランドさん、徐星さん等と一緒に
「モンゴル恐竜化石展」見学へ。
案内はもちろん、展示されている標本の多くの発掘・研究に
携わってきた渡部さんです。
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実物化石はもちろん、今回の展示では数少ないレプリカも
しっかり画像に収めていくカークランドさん。
しかもガッツリなヨロイ竜トーク付き。
ヨロイ竜愛がこちらまで感染します。
このタラルルスについては、以前から不思議に
思っていた事がいくつかあったのですが、
それが今回、カークランドさんのトークで解決・すっきり。

会場では、一般の見学者さんに話しかけられ
しばらくお話されている徐星さん、という場面も。
英語が出来ると、こういう時にお得です。
何せお忙しい先生ですから、こういった機会は
地元の中国・北京でもなかなか遭遇出来ないかも、です。

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そして、最後に記念撮影。
この恐竜展には、もう何回も来ていますし、
その展示物の素晴らしさには毎回驚くのですが、
今回はその展示物に負けない豪華なメンバーでの
見学でした。

前回のシンポジウムの時も、
「こんな今までに無い企画が日本の、
 しかも東京ではなく関西で開催出来るなんて!」と
驚いたものでしたが、今回はそれを上回る規模・
内容になりました。
恐竜・古生物ファンの皆さんが、その分野の第一線で
活躍する専門家とこれだけの至近距離で話や交流出来る
機会の設定は、主催者側に「応援してくれている方、
興味を持ってくれている方、会場に来てくださる方に、
より楽しんで欲しい」という意識が
強くあったからこそだと思います。
今回のシンポジウムを企画・運営された
兵庫県立・人と自然の博物館、丹波竜化石工房、
またその他のスタッフの皆さんには感謝なのです。

こうなると、また次回も、と期待してしまいますし、
一方で他の地域でも、発掘・研究の進展と共に、
こうした企画が増えれば、と思います。


そして今回の戦利品

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カークランドさんからのお土産。
ディアブロケラトプスTシャツに、各パンフレット。

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そして、私が製作したメイ・ロンの画像カードに
そのメイの命名者・徐星さんのサインを!
復元に間違いもあるだろうし、ちょっと図々しいかな、
と思ったのですが、思い切ってお願いしてみました。
多分、多少のミスは見逃して下さったのでしょう。
早速、帰宅後フォトフレームに入れて飾っています。


最後に、今回のシンポジウム会場で声を掛けてくださった
皆様、ありがとうございました。
一方で、特に2日目は現場ではバタバタしており、
あまりお話しする時間が取れず申し訳ありませんでした。
他の教室・ワークショップ・集まりの際はもっと
時間も取れることも多いですので、これに懲りずまた
そういう機会に遊びに来て頂ければと思っています。
これからも、宜しくお願い致します。


オマケ
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カークランドさん撮影。

ひょうご恐竜化石国際シンポジウム その1

●3月16、17日
ひょうご恐竜化石国際シンポジウム
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1日目
この日がメインのシンポジウム。
国内外の各分野の第一線で研究されている方の発表ばかり。
発表中は撮影禁止でしたので、
会場の様子はこちらを。
シンポジウムの前日に報道された原始的な鳥類の4枚羽根説を
いち早く盛り込んだ徐星さんの発表に代表されるように
各発表ともまさに恐竜・古生物研究の最前線。

個人的には、植物化石研究の山田敏弘さん
「復元画等で背景の植物が結構いい加減な扱いになっている事が
 多いのが悲しい」
哺乳類化石研究の楠橋直さん
「中生代の哺乳類の姿の例えとして「ネズミに似た」と言うと、
 「恐竜時代にいたネズミ」と報道されてしまい困った事も。
 似ているだけで、決してネズミではありません!」
というコメントも印象的でした。

と、非常に本格的な内容だったのですが、講演の合間や
終了後には
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こういった、先生方との交流もアチコチで。

発表終了後、ひとはく恐竜ラボに行くと、
ちょうど化石クリーニング担当の和田さんが居られたので、
お仕事の話を聞くことが出来ました。
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和田さんは、去年のsvp・古脊椎動物学会でポスター発表
された方。今や、日本を代表する化石プリパレーターの一人と
言って良いでしょう。

夜は、シンポジウムで発表された研究者の皆さんや
翌日のイベントを担当する私や小田隆さん、所十三さん等と
一緒にホテルに宿泊、夕食会。
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移動中。
一番手前左側から、平山廉さん柴田正輝さん
所十三さん徐星さんジェームズ・カークランドさん
渡部真人さん 對比地孝亘さん


宿泊先はささやま壮。篠山市からも恐竜化石は産出しています。
そもそも、丹波竜やその他の恐竜・古生物が発見された地層が
篠山層群と呼ばれています。

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そして、篠山といえばやはりボタン鍋。美味しかった!

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小田さんが担当した2013年版丹波竜骨格図を大きくプリントアウトした
ものを一足先に研究者の皆さんに公開、、、、って、
フランスからのゲストで、今回の発表者の一人、
ロマン・アミョさんが骨格図広げるのを手伝ってる、、、。

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それを撮影する皆さん

せっかくなので、この日の夕食会参加者全員で
その骨格図にサイン。
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カークランドさん、サイン中

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こちらは平山廉さん。

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カークランドさんに、私が原型を製作した
「モンゴル恐竜化石展」会場限定フィギュア
タルボサウルス・サウロロフス
を進呈。
Facebookでこのフィギュアを紹介した処、カークランドさんから
メッセージを頂き、それなら来日の際にプレゼントしようと
用意していたのです。
中央は、このフィギュアの監修を担当していただいた
渡部真人さん。
其の後、カークランドさんはfacebook上で
「このサイズ、この価格の物としては、今までで最高の
 復元でしょう! (このシリーズが)もっと欲しい!」
というコメントを寄せて下さいました。
このフィギュアの製作にあたっては、私と渡部さんの間で
「オモチャと言えども、学術的にもしっかり語れる
 復元と精度にしよう」という思いで始めました。
なので、カークランドさんのコメントは、私にとっては
まさに一番の言葉なのです。

次回に続く

書籍紹介「きょうりゅう いっぱい 」

きょうりゅう いっぱい (BCキッズ スーパーずかんえほん)

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恐竜・古生物の画像はすべて私の作品です。
また、監修は学会等でお世話になっている
久保田克博先生(神流町恐竜センター)
作品の撮影・本の編集もこれまで数多くの恐竜書籍製作を
担当された方、という事で幼児向けではありますが、
しっかりと作られています。

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私の作品だけで構成された本というのは初めてなので、
私の初作品集的な本でもあります。
宜しくお願いします!


 

恐竜ワークショップatモンゴル恐竜化石展

●3月9日
「モンゴル恐竜化石展」関連イベント
「恐竜復元に挑戦~ティラノサウルスの顔を再現しよう~」
を開催。
私と大野さん(大阪市立大学・大学院)で講師を担当しました。
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毎回、参加者さんの顔は極力写らないようにしているのですが、
「顔が出ても大丈夫。載せて欲しいくらい」
という事だったので(ありがとう!)

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綺麗な色とグラデーションの作品。眼の周りも手間が掛かってます。


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午前と午後の回の合間に、同じ日に開催の
林原自然科学博物館・実吉さんのギャラリートークにも参加
(時間の都合で最後まで居られなかったのが残念!)


今回の様子は、「モンゴル恐竜化石展」サイトでも紹介されています。
やはり、あれだけの凄い展示物の犇く恐竜展会場
という事でしょうか、じっくり時間を掛けて取り組む
凄い集中力の子供さんもいました。
作業中、邪魔かな、と思いつつもいろいろ
話掛けていると、やはり相当に恐竜に詳しく、
こちらも恐竜話を楽しませて貰いました。



「第六回 ハンズカフェ恐竜・古生物トーク」のお知らせ

●東急ハンズ・大阪梅田店内ハンズカフェ
「第六回 恐竜・古生物トーク」開催です。
s-恐竜トーク6.2.2
申し込みはコチラから。

前回の様子はコチラ
今回も宜しくお願いします!