:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

恐竜復元ワークショップat丹波竜化石工房

●8月24,25日は、丹波竜化石工房にて
恐竜復元ワークショップを開催。
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午前は復元画、午後はディノケシ・復元模型の内容。
午前・午後、両方参加の方も多く、空いた時間に
化石工房から車で15分ほどの丹波竜発掘現場を見学に
行かれた、という方も。

午前の部の様子は、神戸新聞に紹介記事が。

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これは午後の部の様子。
今回も非常に恐竜・古生物に詳しい、また興味のあるという方が
子供・大人双方に居られ、ワークショップの合間、また終了後に
いろいろと話が出来たのが愉しかったです。
また、丹波竜化石工房には丹波竜関係の充実はもちろん、
ティラノサウルスやラプトレックスの頭骨レプリカ、
ヨロイ竜・ガストニアの全身骨格と質の高い展示物、
また化石クリーニングラボもあるので、こういった物を見ながら
じっくり話が出来るのも良いところ。

夏の恐竜・古生物関連の教室・ワークショップは
これで終了。
年末に向けては、関西を中心に幾つか教室の予定が
ありますので、またその機会にご参加頂ければと
思っています。


豊橋市自然史博物館&ゾウ復元ワークショップ

●8月19日
豊橋市自然史博物館にて、
ワークショップ「ゾウを復元しよう」の講師を
担当してきました。

ワークショップの前に、特別企画展
「でっかい動物化石」を見学。
マンモス等の化石ゾウをメインに、哺乳類化石が
数多く展示されています。

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個人的に今回の目玉、シガマッコウクジラ(Brygmophyseter)。
現生のマッコウクジラと違い、上顎にも大きな歯がならんでいます。
上下に歯があるといえば、もっと大きなレヴィヤタンが話題になりましたが、
国内でもよい標本が見つかっているのです。
マッコウクジラ類としては、世界最古の化石だとか。
また、化石種クジラで全身まであるのもあまり多くないはずです。

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哺乳類化石メインという事で、化石や骨には残り難い
鼻や耳、角等の解説がかなり詳しく、かつ判り易く工夫された
展示になっていました。
このアジアゾウとアフリカゾウの鼻の形の違いは、
私もワークショップでお話したいと思っていたポイントだったので、
勉強になりました。

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サイの頭骨の並び。これも珍しいです。
角の構造が判り易く展示されています。


もちろん、常設展示も一回り。
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大型竜脚類・ユアンモサウルスを中心とした中生代ホール。
この中生代ホールと古生代ホールの復元画は小田隆さんが
担当されています。

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エドモントサウルス。貴重な実物化石の展示という事で、
別のホールを用意されています。
壁画も小田さんによるもの。

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ティラノ&トリケラ。ここのティラノはワンケル・レックスの
愛称で呼ばれる標本のレプリカ。国内にある常設展示のティラノの中では
珍しいタイプ(のはず)。
ティラノvsトリケラの構図をこの角度で見下ろせる博物館も
あまりないような。


ワークショップは化石ゾウの復元に挑戦がテーマ。
ゾウといえば「もし今、生きていなかったら、
骨からあの鼻や耳を復元するのは難しい」という事で、
復元の難しさの例に良く挙げられます。
いきなり化石ゾウの復元では、教える方、教わる方共に
ハードルが高いと感じたので、まずは現生のアジアゾウを
骨格から「復元」してもらい、ゾウの体の基本を知ってもらった上で、
その次に化石ゾウの復元に挑戦する、という構成にしました。

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皆さんの作品。今回はゴンフォテリウムの大型で脚の長いタイプ
描いて貰いました。この博物館の学芸員・安井先生の解説を元に、
耳の大きさ等、皆さんそれぞれに考えて貰いました。
大きく姿形が変わる事はありませんが、鼻や耳に結構違いが出ていますし、
その少しの違いが復元の重要な所でもあります。
一部、最初に描いて貰ったアジアゾウ(頭部&前半身のみ)も
混ざってますね。

ゾウの復元というテーマは初めてだったのですが、
参加者の皆さんの熱心さが予想以上で、小学生低学年の
参加者さんも多かったにも関わらず、当初の予想以上の
レベルの内容をお話出来たのが嬉しかったです。
また、安井先生やボランティアスタッフの皆さんも
一緒に盛り上げてくださったり、アドバイスして下さったりと
大変お世話になりました。ありがとうございました!

恐竜ミニレクチャー&模型ワークショップ

●8月11、12日
逆瀬川駅前のアピア1にて
「丹波の恐竜化石ミニレクチャーと恐竜復元模型ワークショップ」

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まずは、兵庫県立人と自然の博物館研究員・池田さんが
恐竜、そして丹波竜を初めとした丹波での化石発掘・研究に
ついてお話。
定員は各回15組でしたが、会場はオープンなスペースという事で、
参加者以外にも足を止めて聴いて居られる方も。


その後は、私がメインで担当する恐竜模型製作ワークショップ。
市販のプラスチック製・恐竜骨格に粘土で肉付け。
今回は、人と自然の博物館のほうで絵の具を用意して下さったので、
着色まで行いました。
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同じ骨格に肉付けしていますが、少しの肉付け量の違い、
そして色の違いで随分違いが出ます。これが恐竜・古生物復元の
面白い所の一つ、というのが何となくでも伝われば嬉しいです。

当日の様子は、こちら恐竜.INFOでもっと詳しく紹介されていますので、
是非ご覧下さい!

逆瀬川・アピアホールにて作品展示

本日・8月8日より13日まで、宝塚市・阪急逆瀬川駅前の
アピアホールにて作品展示を行っております
(開場時間 10:00~18:00)。

前日の搬入・設営の様子。
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会場には、兵庫県丹波市・篠山市での丹波竜等の化石発掘
報告パネルや、化石も数点展示されています。
また、11、12日には恐竜造形ワークショップも開催
すでに定員に達し、募集は終了していますが、見学は可能のようです。

本来は、もっと早めの告知の予定だったのですが、
今回は地元主体の企画ということで、
ネット上での公式の広報は行われていませんので、
私も前日搬入の折に実際に会場を確認の上での
紹介となってしまいました。
小規模の展示ではありますが、お近くの方はぜひご来場下さい。

近況&更新いろいろ

●7月29日
ワンダーフェスティバルにディーラー参加。

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恐竜ガレージキットのシリーズは在庫が無くなり、
また新作も用意出来ていないので、メインの売り物は
テラダモケイとの共同企画の
「1/100 添景シリーズ・古生物編」という事に。
それに完成品販売をいくつかと、参考展示にメイ・ロン
メイが結構目を引くようで、作品の感想をいただいたり。
また、ワンフェスと同じ幕張メッセでは恐竜博が開催中という事で、
恐竜博の感想や話をされていく方も多く、良い事前情報収集の
機会になりました。

といっても、今回は恐竜博には行けなかったのですが。

その後は、某大学の恐竜関連のセミナーに参加。
海外から来日中の研究者の発表という事で、もちろん英語。
とはいえ、スライドや話の内容がわかりやすく配慮され、
私でもそこそこ理解できました。もちろん、重要な部分は
発表後、日本の先生方に解説して頂きましたが、、、。
編集・執筆された本にサインをもらっちゃうあたりは、
ただのミーハーな恐竜好き。



●いろいろ更新

・ギャラリーにプロバクトロサウルスを更新。
2年前の作品なので新作という訳ではありませんが、
個人的には地味さが気に入っている作品です。


・恐竜・古生物イラストブログ
「Extinct Creatures」を更新。
今回はテムノドントサウルス。ドイツで展示を見て
その大きさにかなり驚いた魚竜です。
大きさではショニサウルス等には及びませんが、
大型魚竜の全身骨格は見慣れないと、何とも言えない
違和感があります。


・しっかり研究を反映した内容のブログということで、
 私のサイトや「Extinct Creatures」と
「恐竜・古生物アートポータルページ」として提携して頂いている
 ブログ「肉食の系譜」も幾つか記事が更新されています。