:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スミロドン製作中

仕事の合間にスミロドンを製作中です。
ツイッターでは、ちょこちょこ製作過程を紹介しているのですが、
こちらでも纏め記事を。

R0018471s-.jpg
まず、簡易に頭骨を。牙の長さもきっちり合わせます。
哺乳類は、肉が付くとと頭骨から形がかなり変わるので、
芯=骨の状態で牙の長さを合わせないと、後付けでは
正確性に欠ける可能性が高くなってしまいます。

R0018477s-.jpg
まだ、骨格に近い芯の状態が判ります。

R0018475s-.jpg
上の画像の反対側。反面にだけ肉付けして、骨格との
兼ね合いを見ています。

R0018476s-.jpg
恐竜は得意、って訳では無いですが、哺乳類はまだまだ不慣れなので、
いつもよりも丁寧に筋肉等を検討しています。

R0018478s-.jpg

R0019157s-.jpg
ここから、まだ毛の表現・量等を検討中なのです。


この作品の製作に関しては、

こちらでいろいろお話しましたので、是非
配信時リアルタイムコメント纏め

スポンサーサイト

日本古生物学会in群馬

1/20-22に開催の日本古生物学会・例会に参加。

20-21日は、富岡市生涯学習センターが会場
AjlgTQCCIAA916qs-.jpg
RC GRARアクアプラントと合同で出展。

ポスター発表会場より
sP1000010s-s-.jpg
いつも恐竜教室等で一緒に活動する事も多い
大野さん(大阪市立大学大学院理学研究科・
恐竜愛好会「ジェラシックパー君」会長)の発表。
サンゴを専門に研究されています。
恐竜教室で活躍するトリケラパペットも来てます、、、、
でも、画像がピンボケ。申し訳ない。


P1000009s-s-s-.jpg
こちらは、瑞浪市化石博物館の発表。
学会発表としては異色の内容ですが、
多くの方が興味を持っておられました。
当社のOginoが共同発表者として、
私は発表協力者としてクレジットされています。
(*発表の様子は、発表者さんの許可を頂いた上で撮影しています)

22日は群馬県立自然史博物館が会場。

R0019233s-.jpg
カマラサウルス

R0019230s-.jpg
マメンチサウルス

R0019256s-.jpg
R0019334s-.jpg
ブラキオサウルス
大型竜脚類が3体もある博物館は、日本だけでなく
世界的にも多くは無いはず。
しかも、ブラキオの全身骨格があるのは日本ではここだけです。

R0019372s-.jpg
ブラキオは、胴体真下に入れます。
これは、本家ドイツ・ベルリンの展示にも無いポイント。

AjvHknjCMAAUp1Ds-.jpg
ちゃんとキャプションで新しい研究・学説のフォローも。
ここのブラキオサウルスは、ベルリンのブラキオサウルス・
ブランカイのレプリカなので、ギラッファティタン・
ブランカイに名前が変わる可能性が高いのです。

R0019312s-.jpg
新生代コーナー。

R0019394s-_20120123175014.jpg
系統樹に化石を張り付けた、腕足類の進化の展示。
非常に判り易いです。 
同様の展示が三葉虫やアンモナイトにも。

R0019392s-.jpg
R0019387s-.jpg
「博物学者の部屋」

群馬県博攻略のポイントは、
1・竜脚類全身骨格のような大きな展示物以上に、
 小さな展示に珍しい物が多いので、見逃さない事。

2・館内・また近くに食事が出来る場所・店舗が無いので
 食料は事前に用意して臨むべし。

3・公共機関での訪問の際は、帰りのシャトルバスの時間を
  しっかり確認しておくこと(ちなみに7~9月は、週末・祝日に
  加え金曜日もバスがあるそうですが、基本的に
  平日はバスありません)。


・・・・・・・

R0019434s-s-.jpg
そして、アクアプラント製ペルム紀Tシャツも入手。
背中の絵柄がコティロリンクスという、何とも酔狂な図案。
ちなみに前面はディメトロドン

今回の学会に関しては、こちら
(というか、こっちのほうが詳しい)。

次回の古生物学会は6月29日、30日、7月1日。
会場は名古屋大学環境学研究科・名古屋大学博物館です。
学会発表は、それなりに難易度が高かったりもしますが、
研究の雰囲気を知るだけでも良い経験になりますし、
研究や研究者さんの存在を身近に感じれれば、
その後、書籍やテレビ、ネット等で古生物の情報に
接する時に少し見方が変わるかと思います。
恐竜や古生物、化石に興味のある方は、是非。

企画展「蔵出し!自然資料館」

ちょっと紹介が遅くなりましたが、1月4日から開催の
きしわだ自然資料館「蔵出し!自然資料館」にて
私の作品も展示されています。

RIMG9162s-.jpg
ティラノサウルス復元違いが3体。
後ろにあるのは、昨年末に完成した
自然資料館のモササウルス展示に使われている
小田隆さんによる復元画の原画。


RIMG9153s-.jpg
RIMG9165s-.jpg
展示物の中から、井上信一さんによるペーパークラフト。
三葉虫はちゃんと足付き。
他にも、自然資料館と関わりの深い皆さんの
自然に関する作品やコレクションが集まっています。
博物館との関わり方、楽しみ方の様々な例が見られる企画展に
なっています。
モササウルスのリニューアル展示と一緒に是非。

モササウルス&クビナガリュウワークショップin岡山

1月14,15日の2日間、岡山で開催の
「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」関連企画として
「モササウルス最新復元画に挑戦!」
「クビナガリュウを研究してみよう」の2つのワークショップ講師を
古生物学者・渡部真人さんと2人で担当。

モササウルス編は、簡単なモササウルス解説と、最新の研究を
取り入れた最新復元図を骨格図を基に制作。
クビナガリュウ編は、モササウルス編より少し対象年齢を上げて、
クビナガリュウテストに挑戦してもらい、その答えの解説の後、
復元画制作も体験して貰いました。

RIMG9128s-_20120116161129_20120402000117.jpg
モササウルス編の会場の様子。

クビナガリュウテスト。
aRIMG9120s-s-s-.jpg


RIMG9132s-.jpg
クビナガリュウ編は、最初に「OCEAN!」展会場の
クビナガリュウ骨格展示前での解説から。
渡部さんがわかりやすく、でも何気に濃い
クビナガリュウトーク中。

RIMG9135s-s-.jpg
出来上がったクビナガリュウ復元画を見ながら、
さまざまな復元の可能性をお話する渡部さん。

RIMG9127s-.jpg
骨格図をベースに描いていても、それぞれに結構違いが
出る結果になります。ですが、骨格図を基にしているので
プロポーションに狂いは出ません。
思い込みで描いたためか、頭の大きさや、首や脚の長さが
正確ではない作品は、書籍等でも散見されます。
その点、こうして骨格図を基に描かれたもので
あれば、色や模様、肉付きが違っていても専門家が
見れば、それがどの動物を表現したものかが、かなり
正確に分かるようになります。

と、いいつつ、首としっぽの向き逆に絵を描いてる
人がいるな~(笑)。こんなマニアックな事やらかすのは
この会場ではあの人くらいでは
(解説しながら、いつのまにこんなモノを、、、、)。

対象年齢には小学生が含まれますが、内容はかなり
本格的です。そこに渡部さんのような専門家の
お話が加わると、実は相当高度な内容になっています。
それでも、皆さん、絵はしっかり完成しますし、
きちんと話を聞いて、質問もいろいろしてくださり、
講師側も楽しいワークショップでした。
また、以前からメールでやりとりのあった高校生と
初対面出来たり、遠くから友人が駆けつけてくれたり。
ありがとうござました!

お知らせ諸々

●今年のACTOW初出動は、7日の大阪市立自然史博物館で
開催の大阪自然友の会・「海の向こうの見聞録発表会」。
荻野さんは「収蔵庫で新発見 埃をかぶった宝の山」、
私は「世界のMr.? Ms.? ティラノサウルス達」という
タイトルで発表。
15分という時間制限の発表は初めてなので、
珍しく事前に家で練習したり。
これで、また講演のネタが一つ増えた(笑)。


●今週末の14,15日は 岡山で開催中の
「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」
関連行事として行われるワークショップの
講師を担当します。
詳細はこちら
当日は、古生物学者の渡部真人先生とのコンビでの
教室の予定。恐竜研究の最前線におられる先生と
一緒に学べる機会です(題材は海棲爬虫類だけど)。


●明日10日は、21時より恐竜・古生物トーク配信
といっても、今回は恐竜・古生物ネタではなく
アメリカに留学、航空工学を勉強中の@kyanagawaさん
ゲストに宇宙開発のお話! 
何せ私にとっては全くの専門外なので、どこまで話を
盛り上げられるか判りませんので、皆さんの
リアルタイムコメントに期待しております。宜しくです!
また、これまでの配信の録画も公開していますので、
そちらも是非!

ヴァーミスラックス・ペジョラティブ

R0019163s-.jpg

ヴァーミスラックス・ペジョラティブ
映画「ドラゴンスレイヤー」に登場するドラゴン。
そして私にとってのベスト・オブ・ドラゴンです。
死ぬまで絶対一度自分の手で立体化する!と誓って
もう15年以上。
今回、やっと頭部だけ造れました。

私が今まで見た中で、このヴァーミスラックスほど生物的な
説得力を持つデザインと、架空の怪物としての
威厳を両立させているドラゴンは他にいません。
長過ぎず、幅の狭い吻部。そして絶妙に前を向いた眼。
これらは、この動物が空を飛ぶ動物である事を示唆します。
さらに歯の大きさ。ドラゴンというと「トゲ」「角」「キバ」という
記号に引っ張られ過ぎるのか、それぞれを強調した大きさに
表現されたデザインを多く見ます。特にキバ=歯に関しては、
長く、また口の奥までずらりと並んだ表現を見ますが、
それでは口を閉じる事が出来ないはずです。
その点、ヴァーミスラックスの歯の大きさと数は、生物らしい
範囲で収まっています。

洞窟の中を、トカゲのように這って歩くシーンも印象的。
デザインがあくまで爬虫類ベースである事を意識させ、
それがこのドラゴンの存在感と邪悪さの強調に繋がっています。
加えて、そのドラゴンが空を飛んだ時の飛行動物としての
美しさ。そのギャップがさらにこのドラゴンの魅力。
一方で、人間に生贄を求め、また子供を殺され怒る等、
知性を持つ設定・描写は架空の怪物だからこそ。
この辺りは、「何かの生き残り」ではなく、あくまで「ドラゴン」。

このキャラクターを表現するにあたゴーモーションという
技法が生み出されました。細かい説明は省きますが、
その恐ろしく手間の掛かる技法は、当時としても画期的な
ものでしたが、現在のCGを見慣れた観点から見ても、
その動きの滑らかさと、立体物を動かして撮影しているから
こその存在感には圧倒されます。
さらにそれだけの手間を掛けてでもリアルな物を見せよう
という「技術者達の怨念」のような凄味すら画面から
滲み出ているような気さえ。
そしてヴァーミスラックスは、その「怨念」が良く似合う
ドラゴンでもあるのです。


映画としては、中世ヨーロッパのダークな世界観で、
特筆するほどのストーリーでもありません。
話の中核であるヴァーミスラックスの出番も少ないのです。
それ故か、日本で劇場未公開、DVDも未発売と、一般的には
さほど知名度の高い映画ではありません。特撮も、現在の
CGに比べれば甘い部分も多々あります。それでもドラゴンという
「生物」を本気で造り上げた一つの例として、一度は見ておいて
損の無い映画だと思います。


ヒロインも可愛いしな。


「ドラゴンスレイヤー」の物語、そしてヴァーミスラックスの
デザインコンセプトをほぼ逆にすると「ドラゴンハート」
ではないかと。「ドラゴンハート」のドレイコも魅力的なドラゴンで
大好きです。

フィル・ティペット、万歳!!

aR0019190s-.jpg

やっぱ、全身欲しいな~~~~。



謹賀新年

aR0019178s-のコピー

今年も宜しくお願い致します。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。