:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

諸々報告など

先日のUstream配信でも紹介しましたが、
7月1日より瑞浪市化石博物館で開催の特別展
「化石の島」に私が製作したコペプテリクス復元模型が
展示されます。
コペプテリクスはプロトプテルム類の1種で、
ペンギンモドキと呼ばれる事も多い化石鳥類。
ですが、今回はペンギンのイメージから一端離れて、
京都大学・ 松岡広繁氏の監修により
プロトプテルム類が属するペリカン目の鳥類としての
要素を取り入れた復元を試みています。
ちなみに、復元イラストはブログ・「Extinct Creatures」
でも記事を描いているmeribenniさんが
担当しています。
他にも発掘されたばかりの化石の展示もあり、
規模は小さいですがプロトプテルム類に関するものとしては
世界最新、と謳っても良いかも知れない内容かと。


●7月1日~3日までは、金沢で開催の日本古生物学会
出席。ACTOWとしては、Oginoさんが学会発表と
夜間小集会「日本のプレパレーションの現在」をコーディネート。
今回はプレパレーションの中でも化石クリーニングについての
意見交換の場としての企画です。
また、ACTOWとしての出店も行います。
学会に参加される方は是非お立ち寄り下さい。

3日は希望者と一緒に金沢から車で瑞浪に
移動、特別展見学の予定。


●ちょっと前から打ち合わせをしていた、某研究機関との
仕事が具体的にスタート。資料としてDVD-ROMが
送られて来ましたが、もう凄い画像が満載。
「スゲー!」とマニア的に喜んだ後に、
「こりゃ、資料が無くて、、、なんて言い逃れ出来ないな、、、」
というプレッシャーも。
そもそも、向こうが納得する物が造れるかどうかも
不安ですが、良い勉強の機会ですし目一杯
楽しんでみようかと。

恐竜・古生物トークatハンズカフェ

●6/24 東急ハンズ大阪梅田店の
ハンズカフェで恐竜・古生物トークを開催
内容はUstream配信で録画公開しております。

会場の様子を幾つか。
画像は一般参加として来場して下さった
川中さんにお願いしました。
川中さんは、以前、恐竜・古生物トークにも
ゲストとして登場して頂きました。


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開始前。

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しゃべってます。

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机上に置かれているグッズや書籍、化石類は
東急ハンズ梅田店内の模型ファクトリー
取り扱われているもの(のはず)。
恐竜や動物関連の品ぞろえが充実しています。
こういった物を手際よく、かつバランス良く配置
されていたのは流石。
また、動画撮影用のカメラの台に、わざわざ
洒落たデザインの物を用意して下さったりと、
ちょっとした部分での見せ方の工夫も。
流石、東急ハンズ!


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これまた一般参加で来場されていた小田隆さん
スケッチ帳を見ている他の皆さん。


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来場された皆さんへのお土産。
ACTOWオリジナル缶バッジ。
好きな物を一つ選んで頂きました。

またこういう機会が持てるようにしたいと
思っていますので、宜しくです!

久々の対面

Oginoさんと、大阪大学総合学術博物館へ。
私が製作したマチカネワニ模型の展示の確認です。
展示が始まっている事は随分前にお知らせ頂いていたのですが、
なかなか足を運ぶ機会が無く、やっと行く事が出来ました。
展示室の良い所に、またとても良い雰囲気で展示されており、
こちらが恐縮してしまうほど。
展示室は撮影禁止なので、是非博物館で見て頂ければ。

そして、マチカネワニ標本展示。何度見ても素晴らしい状態・
展示方法。世界中で様々な標本や博物館を見ている
Oginoさんも「これはスゴイ!」。

展示見学の後は、博物館館長室にお邪魔して、
模型を良い展示にして頂いたお礼と、その他いろいろと。


で、博物館での購入品。

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マチカネワニ骨格栞。これは良い!

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ポストカード。スキュート、骨鱗板、つまり背中の装甲板の
カードがポイント。マチカネワニと他の近縁種との外見上の
一番の違いと言って良い部分。これをポストカードにするとは、
判っておられる!
背中の装甲板の形状と数をキチンと再現しているかどうかは、
マチカネワニ復元の重要な部分なのです。

その他、マチカネワニについての詳細は、
「巨大絶滅動物 マチカネワニ化石
 ―恐竜時代を生き延びた日本のワニたち」

を是非。

大阪大学総合学術博物館は、古生物関係はマチカネワニのみ
ですが、雰囲気の良いレストランも併設されていますし、
大阪梅田から電車で一本、最寄駅からも近い場所ですので、
古脊椎動物に興味のある方は是非!

最近読んだ本

「移行化石の発見」
著者・Brian Switekさんは、古生物関連情報のブログとして
有名な「ラエラプス」の管理人。
古脊椎化石の発見や研究史のトピックが簡潔に
纏められています。文章も平易で、この手の本としては
かなり読みやすい部類かと。
まずこの本でおおまかに研究史を把握して、次に
各分野の専門書を読む、というのがおススメ。
著者さんからは次の本の構想を伺ったのですが、
これもなかなか面白そうなのです。


「となりの関くん」がじわじわ来ます。


「我が糸は誰を操る」
三国志前半の登場人物の中でも、不可解な行動を
する人物の一人、陳宮が主人公。
その陳宮の不可解な行動に一つの筋を設ける事で、
呂布の強さの根源や、他の人物に新しい解釈が加えられたりで、
正史と演義の間を上手く掻い潜っている感。
KOEI三国志者にはネタキャラとしてお馴染みの
曹豹にそれを逆手に取るように与えられた設定には
感心しました。
陳宮がスーパー軍師過ぎるのは、やっぱり違和感ありますが、
こういうのもアリでしょう。
軍師戦描くと面白そうな作家さんなので、官渡の戦いを
題材にした作品が読んでみたいな、とか。


で、作中、董卓も当然登場する訳ですが、、、、



最近、董卓というとこれが頭から離れんのですよ。
とーとーとーとー、とうたくとうたく。

アンペロサウルス・2007年物

●私の誕生日&Oginoさん、新種記載論文受理の
お祝いにワインを頂きました。

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ラベルに注目。良く判ってらっしゃる(笑)。
フランス産の白ワインです。
恐竜・古生物トーク配信で恐竜研究者さんが
ゲストに来られた時に開けようと思ってます。
楽しみだ。ありがとうございました!


恐竜・古生物トークatハンズカフェ
会場参加申し込み受け付け中です。
開催は24日ですが、申し込み締め切りは17日なので、
ご希望の方はお忘れなく。

化石研究会例会・Ustream配信告知

●次回 Ustream配信「恐竜・古生物トーク」
6月10日、午後9時からです。
これまでの配信の録画も公開していますので、
そちらも宜しくです。


●6/4,5
化石研究会例会に参加。
4日の講演テーマは「植物化石研究と植物系統学の進展」
日頃、植物に関しては現生・化石共にあまり接する事が
無いので、専門家の皆さんによる研究の現在を知る
良い機会に。
と、これが現生種は科レベルでの系統関係の
再構築がされている(という表現で良いのかな?)
真っ最中という凄い時期なんだとか。
日頃、「恐竜や古生物の系統も、すぐに変わるから
気が抜けない」なんて言ってますが、そんなレベルでは
無いのです。

4日は、その後懇親会&二次会でほぼ終電まで。
古生物学会より規模が小さい分、じっくりいろんな方と
話せるのは化石研の楽しさかも。
古生物に興味のある方は、日本古生物学会もしくは
化石研究会、どちらかが近くで開催される時に
参加してみるのも良いかと思います。
とりあえず直近での開催は、7月1~3日の
日本古生物学会・金沢大会ですね。