:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

フジツボ講演&恐竜教室

倉谷うららさんよりご連絡頂きましたので紹介。

・フジツボその1
  「ふじつぼサロン・あなたをフジツボ漬にする午後」

 ふじつぼサロンポスターふじつぼサロンチラシ_ページ_2


・フジツボその2
  『フジツボ』~不思議の玉手箱~
 

 フジツボ好き(結構いるんですよね)はもちろん、
 それほど興味は無いけれど、って方も是非。
 倉谷うららさんのフジツボ話を聴いているうちに、
 きっと眠っていたフジツボ魂が目覚めること請け合いです。


 
●で、久しぶりにやります
 「きしわだ・恐竜教室」
 内容は前回と同じ予定。
 
 「ふじつぼサロン」と開催日が被ってしまったんですよね~(泣)。

近況


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ニジェールサウルス始めました。
インパクトのある口の形のせいか、
オモチャ等では妙に頭部が大きくされていたりしますが、
実際は至って普通の中型竜脚類のバランス。
一方で、横に広い口が目立つ正面顔ばかり話題になりますが、
頭骨の側面の形も相当に変わってます。
去年の科博での恐竜展で全身骨格を見て以来、
すぐにでも造るつもりが、なかなか時間が取れず、
やっと作業開始です。

頑張れ、元(?)インドリコ。

打ち合わせ等で、急遽東京へ。
で、空いた時間に科博で開催中の「大哺乳類展」見学。

展示の中には化石哺乳類のコーナーも。
資料用にと画像を撮っていると、
展示されているインドリコテリウム頭骨を
見た一組のお客さんが
「へ~、一番大きい(陸生の)哺乳類だって~
 全身はどんな形で、どれくらい大きいんだろうねぇ~」

、、、、、いや、ここのすぐ傍、
科博の常設展示に全身骨格がありますから!


ティラノを初め、大型の恐竜の全身骨格を
展示する博物館が増えた頃、恐竜は人気があるから
展示も増えたけど、流石にインドリコテリウムは
日本で常設では見れないかな、と思っていたので、
科博の地球館で全身骨格を見たときは感動したものです。
それ以来、妙にインドリコには思い入れがあるだけに、
インドリコに興味を持った人が、すぐ傍にある全身骨格に
気づくことなく帰ってしまうのは悲しい。
それに、企画展だけ見て、常設展示は見ずに
帰っちゃう人って意外に多いんですよね。

という事で、思わず常設展示の事も含め、インドリコの解説。
「あ、そうなんですか! それは常設も見ておかないと!」
と、嬉しい反応。良かった良かった。
では、撮影の続きを、、、、と思った傍から、
「へぇ、一番大きい哺乳類だって。どんな形で(略)」

もう、説明しませんでしたけどね。
何度もやると怪しい人ですし。
私が化石哺乳類のコーナーにいる間に3組くらい
同じ反応してました。
企画展とは言え、もっと自分のところの展示を
アピールしても良いんじゃないかなぁ。
どこかで常設展示の紹介してたのかも知れないけれど、
多分、ほとんどのお客さんは気づいてないと思うし、
頭骨を見て興味を持った瞬間に、常設展示への
誘導も強くしておかないと。
だって、もう二度と、その人の頭にインドリコの事なんて
思い浮かばないかも知れないんですよ。

皆さん、「大哺乳類展」の後は、是非常設展示のほうにも。
インドリコも、きっと首を長くして待っています。
科博の化石哺乳類展示の充実度は凄いですよ。
って、ここ読んでる人は、言わなくても大丈夫な人ばかりな
気もするけれど。

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以前製作したインドリコテリウム。詳細はこちら
そのページでも書いてますが、インドリコテリウム、現在は
学名がパラケラテリウムとするのが主流みたいなのです。
今回の記事のタイトルは、そういう事なのです。

科博のトークイベント紹介

●4/24(土)14:00~15:30(90分)
会場 日本館 2階 講堂
募集 100名(当日先着順:会場にて13:30から受付開始)
演題 「ゾウの歩き方、走り方の不思議」
演者 ジョン・ハッチンソン博士(英国・王立獣医大学・准教授)
詳細

●4/29(木) 正午~、午後2時~(各約30分程度)
 実施フロア:地球館B2F 
「歯のあるヒゲクジラ」地学研究部/甲能 直樹
詳細

どちらも非常に興味のある内容です。
東京近郊の方が羨ましいです。

近況

●締め切りが2つ重なって、ちょいとテンパってましたが、
何とか目処がつきました。といっても、作品が無事到着するまで、
また役目を果たすまで気は抜けませんが。

●そんな中、国内外の研究者さんから作品の感想メール。
双方とも、地味にこだわっていた部分を判って下さっていて、
嬉しい。
プラテオサウルスの後肢の厚みが良い、なんて感想もあって、
やっぱりプラテオのポイントはそこか!と納得。

●Windows7の起動音が「ポアンカレ♪」に聞こえます。
という事で、「完全なる証明」を読み始めたり。

プセフォデルマ完結編

「カメニアラズ」プセフォデルマ完結編

そもそもは、この経緯で入手した論文が始まり。
プセフォデルマは前から気になってはいましたが、
ネットでは十分に資料が集まらず、またこの論文の
存在は知っていましたが、入手方法が判らず。
といって、そんな論文がある事を知ってしまったら、
それ無しで造形する気にはなれない。入手出来るとしたら、
もっと先の事かな~、と思っていたら、意外に早く入手。
こうなれば、もう造るしかない!

という事で、早速製作。
それに、翌年のSVP(古脊椎動物学会)に向けて、
そろそろコティロリンクスに代わる、
次のネタが欲しかったんですよね。
コティロリンクスの顛末はこちら
その1その2その3ついでにコチラも)を参照。
コティロリンクスのお蔭で沢山の方と知り合う事が出来たのですが、
いつまでも頼る訳にもいかないのです。

そして、2009年のSVP。そこでの顛末はこちら
その後、クリスチアーノ・ダル・サッソ氏からは
プセフォデルマの論文の著者
ジョバンニ・ピンナ氏のアドレスを教えて頂き、
ついに直接連絡が取れる事に!


ちなみに、プセフォデルマは板歯類と呼ばれる爬虫類の一種。
板歯類にはプラコドゥスのようにウミイグアナに似た姿のものや
ヘノドゥスやプセフォデルマのように
カメに似た姿をしたものがいますが、
カメやイグアナよりもプレシオサウルス類(俗に言う首長竜)
に近縁のグループ。
プセフォデルマはカメと同じような、いかにも甲羅の中に引っ込みそうな
手足で描かれている事が多いのですが、これはカメの骨格が
四足動物の中でも非常に特殊であって、プセフォデルマを
含む板歯類は、カメとは甲羅の作りも肩甲骨の位置も違う、
普通の四足動物タイプなのでは、と考え
(つまり、手足は引っ込まない)、
今回の造形でもそのように表現。
既存の復元とは骨格の捉え方が違うので、
かなり勇気がいる判断でもありました。

、、、、、、という自分の考えも説明した上で、
ジョバンニ・ピンナ氏に作品の画像をメールでお送りしたところ、
「この動物の復元作品として完璧です」
との感想が!
実はダメ出しが来るんじゃないかと心配もしてましたから、
返事を頂いた時はホッとしました。
もちろん、ピンナ氏も私の復元に全面的に
支持している訳では無いと思います。
ただ、一つの考えに沿って、それに根拠と理由を
付けて表現し、それを研究者にも伝えている姿勢を
評価して下さった、と捉えています。

では、あらためてプセフォデルマ完成品を。
psephoderma6-1.jpg
psephoderma6-2.jpg
psephoderma6-3.jpg
psephoderma6-4.jpg

ただ古生物・恐竜を描いたり造ったりするのではなく、
その作品を通じていろんな方と知り合える、しかも
古生物学は世界中で研究されているだけに、
どんどんいろんな所に繋がる可能性がある、
それが古生物復元に挑戦する面白さの一つと思っています。
それに、こうしたあまりメジャーでは無いネタを造ると、
その動物を研究されている方はもちろん、
他の分野の研究者にも妙にウケが良いので楽しいのです。


で、次は何を勝負ネタ用に造ろうかなぁ、、、、。


せーふくぷろじぇくと

9日
corvoさんこと小田隆さんが仕掛け人の
「成安技芸制服再現プロジェクト」
その第一弾企画の「成安技芸制服展」を見学。
、、、、、、画像撮り忘れた。
こんな面白そうなネタを貰ってるんですから、
学生さんにはこれを武器に
暴れまわって欲しいトコロです。


で、大学に来たなら、もちろん学食です。
構内には学食が2つあるそうで、この日は
お洒落サイドのほうに。
s-RIMG1249.jpg
なかなか美味しいのです。
店内もゆったりで、一角にはソファーもあったり、
琵琶湖が眺められたり。
ちょうど午後の授業時間という事で、学生さんは
ほとんどいなくて、お客さんのほとんどが近所の方。
近所にこんなお店があったら、俺も通うなー。

造形大学という事で、様々なジャンルの方が居られるので、
日頃あまり接点が無い分野の話も出来て、良い刺激になりました。

MGの半分は佐藤勝で出来ています

マイミクさんが日記で紹介されていたのですが、




コレってこんなに凄かったんや!!
とりあえずネットで在庫状況を調べるも、
入手難な様子で、逆に一安心。衝動買い出来る値段じゃねぇ。

、、、、、、きっと、あのメカゴジラは酸っぱいに違いないさ。

クロスアタックビームで前傾姿勢になったり、
前後同時攻撃で右足一歩踏み出したり、
首の回転で軸が微妙にぶれてるとことか、もう最高。
青色LEDって、きっとこの商品のために世に生まれて来たんだよ!


ただ、マイミクさんのところでも話題になったのですが、
ここまでやっておいて、何故この動画にも使われてる音楽が
流れるギミックが無いのかと。
というか、初代メカゴジラはあの佐藤勝氏の
音楽あってのメカゴジラですから!
「ゴジラめ。メカゴジラがお前と同じ性能だと思ったら大間違いだぞ」
とニヤニヤしながら起動、そして音楽!
そこまでやらせてくれないと、逆にモヤモヤ感が増すのです。


とか言いつつ、やっぱり欲しくなってきたーーーー。
保存用と遊ぶ用で、コレが最低2つは余裕で買える、
そんな立派な大人になれるよう、今日も頑張ろう!

いろいろ紹介

「オオゴシ*トモエとつくるはじめてのプラモデル講座」
ブログで「恐竜の復元」を紹介して下さり、また去年8月の丸善での
作品展にも来てくださったオオゴシさんの新刊です。
初心者向き、となっていて、確かに初歩から
丁寧に解説が始まりますが、各ジャンルで有名モデラーを
アドバイザーとして向かえて、最後にはかなりハイレベルな内容まで、
でも非常に判りやすくカバーしています。
プラモデル本としてもですが、教本として良く出来た本です。
エンゲージが届くまでに、これで基礎から復習したい所。


ヤマモト生物模型 作業週報
先日の古生物学会にも参加されていた
ヤマモトさんのブログ。当面は角竜に専念する、
と宣言されているのですが、その宣言通りに
トリケラの次はパキリノに挑戦。
資料もちゃんと論文までチェックして集めておられて、
なかなか本格的です。というか、もう角竜情報は
任せた!って感じで。
こうして、情報収集を分担出来る仲間が増えてきたのは
嬉しい事です。



・・・・・・・・・・・・
「姜維伝」「それからの三国志」と、三国時代末期(=諸葛亮死後)を
題材にした小説を2冊、立て続けに。
姜維という人物をどう捉えるは、作者の個性が結構出るんだろうな、と
実感。姜維を、ただの戦争好きで国を傾けた張本人と捉えるか、
諸葛亮の理念を無理を承知で受け継いだと捉えるか。
それはつまり、諸葛亮の北伐の意味の捉え方でもあるし、
さらには蜀漢という国の存在意義を考えることにも。
ここ数年は、ただ三国志という話をなぞるだけでなく、
名士の存在や、各国の政権を構成する派閥、異民族との関わり等、
今まで一般書ではあまり語られる事のなかった要素に関する
本も出版が相次ぎ、ちょっと違う三国志の楽しみ方が
出来るようになってきました。
「もう一つの『三国志』」、「三国志 素顔の英雄たち」は
そういう点で興味深く読みました。

「姜維伝」の小前亮氏は、前作「蒼き狼の血脈」から人物の描写が
深くなったように思います。人によっては、まだまだ描写が
浅いと言う方も居られるようですが、あまり重い描写に
ならないのがこの作者の持ち味だと思いますし、
今ぐらいが丁度良いバランスかと。
中国史では人気もあり、題材にした作品も多い
漢楚の争いや、戦国・春秋時代には今のところ手を付けず、
それ以外の時代を扱った作品を
発表し続けているのも個人的には嬉しいです。


といっても、やっぱり基本はミッチェル三国志ですけどね~。

以前にも紹介しましたが、
三国志の件は何回見ても泣けます。

4月1日だというのに、、、、

、、、、、この日のために嘘ネタを書き溜めてきた
ネタ帳「ウソノート」を、つい先日何処かで紛失してしまいました。
もうガッカリです、、、、、。











s-名称未設定 1-5

うろ覚えなのですが、こんな感じのノートでした。
もし見つけらた方が居られましたら、お知らせ下さい。
宜しくお願い致します。