:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

大晦日ってます。

●オオミソカノヌシが来たようで。
 お蕎麦を最初に作った神様だとか(嘘)。


●年賀状出しません。
毎年恒例です。作品展の案内等が年賀状代りと
思って下さいまし。


●ここ数年、年末年始が一番集中して作業してるような
気がする。で、今年も同じく。間に合うんかな~。
年末年始にゆっくり観ようとか思って、買い溜め&撮り溜めた
DVDとか全然片付かんし。


●という事で、皆様、良いお年をー。

忘年会&五輪オメデトウ

26日
毎年恒例、
荒木一成さん&速水仁司さんつながり忘年会。
今年はなんといっても速水さんが原型製作を担当した
神戸・長田の実物大鉄人28号完成という事で、
速水さんを労いつつ、いろいろと話を。
新しく開設されたギャラリーには速水さん製作の
鉄人原型各バージョン等も展示されているそうなので、
実物大鉄人を見に行かれる折には、こちらもお忘れなく。

で、この忘年会では毎年幹事さんから
御土産が配られます。
これが、「気にはなってるんだけど、ちょっと買う所までは
行かないな~」な絶妙なネタチョイスで毎年の楽しみなんですが、


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今年は、これ。
なんて言うか、円谷センスギリギリのデザインが
アレな感じのラビットパンダ。
対怪獣というより、間違った未来の消防車。
「一台くらい、家にラビットパンダがあっても良っかな~」
と何故か長年考えていたので、今回これを頂けて満足しました。
っていうか、2台はいらん

古生物学会例会のお知らせ

来年1月29日~31日、
滋賀県立琵琶湖博物館にて、
日本古生物学会例会が開催です>詳細
口頭・ポスター発表の詳細は後日アップのようです。

今回のシンポジウムは「古脊椎動物の復元方法」
古脊椎動物の復元に興味のある人間であれば
見逃せない内容になっています。
普段の学会での口頭発表では15分間という制限が
ありますし、ポスター発表でも一度の多くの質問者が
来られ、それぞれに対応されると時間の余裕も無くなる訳で、
今回のシンポジウムのように、一人当たり40分という
持ち時間での発表を聞けるのは嬉しいですね。

それと、今回、私が世話人の一人として
夜間小集会
「古生物アーティストの活動
 ~アートが紡ぐパレオ・コミュニケーション~」
を行う事になりました。
(私の名前と所属が間違ってるけど。
 誤・きしわだ化石友の会>正・きしわだ自然友の会)


最近は、一般書やネットだけではなく、洋書や
国内外の論文もチェック、そうして集めた情報を元にした
古生物復元に興味のある方、また実際にイラストや造形に
挑戦されているアマチュアの方も少しずつですが増えてきて
いるように思います。そういう方には、今度の学会は
研究の最前線を纏めて見聞きできる
良い機会になるのでは。
もちろん、それほど専門的な知識が無くても
「古生物復元ってどんな事やってるんだろう?」
というくらいの興味で参加されるのも良いかと。
難しい事は判らなくても、学会の雰囲気、
今の研究の流れを何となく感じてみるのも
面白いと思います。

古生物学会期間中は、前回の記事で紹介した
作品展も開催されています。
こちらも合わせて宜しくお願いします。


そうそう、
日本古生物学会75周年記念Tシャツデザイン
まだまだ募集中です。

作品展示のお知らせ

『古生物の復元 -科学と芸術が出会うところ-』

期間/平成22(2010)年1月3日(日)~1月31日(日)
場所/琵琶湖博物館 企画展示室

にて作品を展示します。


という事で、本日搬入・設営。

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今回は、この2年間携わっていた北海道・沼田町の
古脊椎動物復元模型がメイン。
沼田町の古脊椎動物模型は、来年春より
沼田町化石館・化石体験館に展示予定なのですが、
その前に琵琶湖博物館でお披露目出来る事になりました。
壁のパネルは沼田町化石館のほうで製作して頂いたもの。
博物館の復元模型への取り組みとしての展示、という主旨です。

展示される模型の中にはデスモスチルスも。
ジオラマ用の小さな模型ですが、そこは日本を
代表する古脊椎動物でもあるデスモスチルスです。
出来る限りしっかりとした模型を造りたいという事で、
デスモスチルスの復元の研究で著名な犬塚則久先生
監修をお願いし製作しました。
実は以前、アショロアを製作したのは、このデスモスチルの
ための予行演習だったのです。

と煽りつつ、画像撮り忘れたので
気になる方は是非会場へ。


本日、琵琶博では松岡廣繁先生による
講演講演「骨格バードウォッチングのススメが開催という事で、
設営作業を中断して聴講。
鳥類の嘴についての話が面白かったです。







きしわだホネホネワークショップ2009

12/13
前回に続き、きしわだホネホネワークショップ
参加してきました。
講師も前回に引き続き、なにわホネホネ団団長・西澤さん。

作業手順は、手羽先から肉を取って
>パイプ洗浄剤に約1時間漬けて、残った肉を溶かし
>さらに残った細かい部分をピンセットなどで取り除き
>漂白剤につけて、乾燥させて完成

作業に夢中になりすぎて、途中画像撮り忘れた、、、。


待ち時間に、ニワトリやタヌキの骨格、
さらには活きニワトリも登場して、鳥の骨格の
特殊性や、各部の機能などを判り易く解説。
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カゴに入っているニワトリは、このあと
子供たちに撫でられたり、抱っこされたり。
ムニムニいろんな所を触られても決して怒らない
本当に大人しい子で、その大人しさを買われて
このワークショップにスカウト(?)された、重要なスタッフの一員。


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という事で、手羽先はこうなりました。
本当は、ちゃんと板に接着剤で固定して、
ラベルも付けてなかなか本格的な標本として
完成させるのですが、いろんな角度から見たいので
私は板に固定させずに終了。
人生初自作標本。

西澤さんと言えば、今年は何と言っても
ホネホネサミットを大成功させた事でしょう。
ワークショップ終了後、恒例の飲み会で
ホネホネ団の活動や、ホネホネサミットの今後の
展望などを聴いていると、ホネでまだまだそんなに
面白い事出来るんだ、と圧倒されます。
こっち(古生物ネタ)も、もっと何か考えてみないとな~。

・・・・・・・・・・・・・・

最近、恐竜・古生物関係の洋書であまり面白そうなのが
出ないので、ネットで見つけたフランスで出版された本
Amazonフランスで注文、あっさり到着(当たり前だ)。
内容は、両棲類から恐竜以前までの脊椎動物について。
全ページフルカラー、文章も相当量なのに加えて、
イラスト・標本写真が写真集一歩手前状態で充実。
また印刷が良い上に、掲載されている標本が
質の高い物ばかりで、フランス語が読めないのが悔しい。
英語版が出たらそっちも買いますよ、コレ。

お話してきました×2

●11/26
兵庫県立西宮香風高等学校で講演。
きっかけは今年4月の六甲昆虫館での作品展
偶然昆虫館に来られて、私の作品や活動に興味を
持たれた香風高校の先生が今回の講演を
企画して下さいました。
講演のタイトルは
「恐竜造形作家を目指して」。
学生の皆さんには、まず最初にいつも私が行っている
恐竜復元画ワークショップをやってもらい、その後は
私の活動をスライドを使ってお話。

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今まで経験の無い高校での講演という事で、
正直不安だったりもしましたが、いざ講演を始めると
皆さん非常に真面目に聴いて下さり、気持ちよく
話が出来ました。自分が高校生の時は、あんなに真面目に
講演とか聴いてなかったような気がするなぁ。



●12/1
さて、お次は京都大学。
いつも参加している
近畿古脊椎動物ゼミ、通称「骨ゼミ」
そこで私が話をする事になったのです。
この前の高校での講演が、日頃古生物には
ほとんど接点が無いであろう高校生が相手なら、
こちらはその道のエキスパートが相手。
それなら、いっそずっと自分が疑問に思っている事を
直球でぶつけて勝負したれ!って事で演題を
「獣脚類の口唇復元に関する考察」に。
要は「閉口時に歯が見えないトカゲ型復元って
どんなもんですかー」な内容です。

発表後には、古脊椎(『鳥の骨探』著者の松岡先生)、
現生動物(トカゲが専門の疋田努先生)、数多くの
獣脚類の歯のクリーニング経験者
(ナショナルジオグラフィックス日本版でも
紹介された化石ハンター・大倉さん)、
古生物復元作家(小田隆さん)等など、
それぞれの立場からの見解、異論、助言があり、
発表したこちらのほうが随分勉強になりました。
というか、質問されても、それに的確な
データや考えがキチンと提示出来なくて、
日頃、学会や骨ゼミで研究者だけでなく学生さんもパッと
質問に対応出来ているのを観ているだけに、当たり前とは言え
専門に研究・勉強されている方との格の違いを痛感。
でも、やってみて面白かったですし、
良い経験になりました。


その後の懇親会でも引き続き皆さんから
意見を聞くことが出来て、いろいろと今後の作品制作の
構想が浮かぶも、とりあえず帰宅後にやったのは
スライドのスペルミス修正だったり。
やっぱりやっちまったか~(笑)。