:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

骨ゼミ・古生物本

●27日は、近畿古脊椎動物学ゼミ、通称「骨ゼミ」参加のため
京都大学へ。この日は京大院生お二人の発表。
時間制限のある学会発表と違って、発表内容に対して
じっくりと質疑応答。こちらは外野なもんで、
そのやりとりを気楽に楽しめるのが役得と言えば役得?

で、その後は京大生行きつけの居酒屋で飲み会。
飲み会だと、本当に素人質問でも個人的に出来るので、
これはこれで良い勉強の出来る機会なのです。


●最近、恐竜だけでなく、恐竜以外の古生物も多く
取り上げた本が出ているのですが、情報の鮮度、質、
復元画の精度等の点で断然オススメなのがコチラ
ドラえもん絡みという事で、児童書のコーナーに
置かれていることがほとんどなのが勿体無いです。

ネッシー始めました

『未確認生物学!』 
これの表紙のネッシーの立体模型を製作しました。
水棲系UMA(ってのは和製英語(?)ですが)マニア、
好きなUMAは、目撃談の設定の胡散臭さ&ディテール、
そして目撃再現図の魅力がアツい「ハイール湖の怪物」
の私としては、依頼があった時は二つ返事で
「やります! 資料もすでにバッチリです!」。

迫力を考慮して、頭部を大きめに造るなど、
立体イラストレーション的な部分もあって、
なかなか面白い仕事でした。
最初は模型の製作だけ、の依頼でしたが、
ネッシーを造形するにあたっての考察も少し
説明させて貰ったら、というアドバイスがあり、
またそれをお願いしてみたところ編集者の方が
快く受け入れて下さり記事にして頂きました。
なので、そこの所も是非読んでやって下さい。
本編も、UMAの存在を頭から否定するのではなく、
好奇心と冷静さ・客観性のバランスが絶妙で、
まさに「未確認生物学」の入門編と言える内容です。

次は是非、「ハイール湖の怪物」の仕事を、、、、

考古学と古生物学

この2つ、実際にやっている事は土の中から掘り出した
古の遺物を元に研究をする、という点では
全く同じ分野のようですが、学問の体系の中では大きく
違う分野であります。
大雑把に言うと、学校の歴史の教科書に載っている範囲は
考古学、それより前は古生物学でしょうか?
歴史の授業で習うのは考古学、生物の授業で習うのは古生物学
という分け方にすると文系・理系の差が出てきます。
もちろん重なる部分もある訳ですが、そこらへんは割愛。

といっても研究対象としての本質的な面白さには、
あまり違いはないのかな~、とか思ったりします。

とか、「マスターキートン」読み直してて考えたり。

恐竜の研究は古生物学に入ります。
恐竜=考古学、と思っている方も多いのですが、
それは誤解というより、学問としてのまさに
知名度の差なんでしょうね。
恐竜やマンモスは皆さん知ってる訳ですから、
絶滅した動物を研究する学問があるのは周知。
ただ、古生物学という名称がまだマイナーなので、
それに近い考古学とイコールになってるような気が。

このブログでも御馴染みで、「ペルム紀大会」共同主催の
A.E.Gさんは考古学研究者です。そのA.E.Gさんも
参加された『考古学が語る佐久の古代史』が発売されました。
私はまだ未入手ですが、もちろん近々購入するつもりです。
こっちの大型書店で売ってるかな?

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来年ですが、まだ大きな作品展の予定は決まってませんが、
今までとは違った場所、形、作品での展示は幾つか予定が
決まりつつあります。それに向けての作品の準備もあって
結構忙しいのです。依頼を含めて、造っているものの
2/3は恐竜じゃないですが(笑)。
魚から哺乳類まで。あ、鳥類がいない。
ちょっと落ち着いたら、何か絶滅種を造ろうかな。

「恐竜のいる風景」&その他

●近日、「恐竜のいる風景」が発売です。
是非、皆さん宜しくお願い致します。
前にも書きましたが、このシリーズでやりたいネタが
まだまだありますので、第2弾に繋がってくれると
嬉しいのです。


●先日は、若手恐竜造形師・森岡さんを誘って、
古田悟郎さんと食事会。古田さんと言えば、ぶりくら関連の
記事でも紹介していますが、あの海洋堂で主に動物系商品の
塗装見本を担当され、その一方でチョコラザウルス等でカメ系を造形、
さらに雑誌「ビバリウムガイド」での連載記事「幻想ビバリウム」で
数多くの古生物造形作品を発表されています。
マイナーな古生物を造った数では、私はもちろん、
古田さんの師匠である松村しのぶさんをも上回っているかも、な方。
アクアプラント・守亜さんが共通の友人という事で、今回ゆっくりと
話をする時間をとる機会を作れたのです。
私が造りたいな、と思っているネタを次々に先を越されるので
憎い相手ではあるのですが(笑)、でもそういう古生物ネタを
振ってもバッチリ反応がくるのが嬉しかったりも。


「ペルム紀大会」に続く次回古生物造形大会、
共同主催のA.E.Gさんと打ち合わせ中です。
年末にはネタ発表、4~5月ごろ締め切りくらいで
考えていますが、まだまだ未定。
あまり取っ付き易いネタは面白くないし、といって
誰もついて来れないと問題だし。
いろいろと楽しみながら悪巧み打ち合わせしています。