:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

バッキーバッキー♪(ナゴム記念 その1)(註1)

あれは、2007年12月2日の夜の事。
俺と、友人で「埼玉のTK」(註2)ことTAKAは、
ネバダ州岸和田市(註3)でのパーティーから
車で帰宅途中だったんだ。
ニューメキシコ州堺市(註4)を通過中、カーナビを見ると
そこに「ザビエル公園」の表示が。
こういうものに目が無いTAKAは、当然のように
進路をザビエル公園へ。到着して公園内を歩いてみたものの、
特にザビエってるモノもなし。と、そこに一匹の猫が。
まぁ、そんな事は珍しい事でもなく、何気に観察していると、
こちらを警戒しているものの、逃げる気も無い様子。
というか、とある木から離れたくないらしい。
不思議に思って、少し距離を置いてみていると、
突然その猫、木の幹に飛びついた! そこから上に登るのかと
思いきや、しばらくして地面へ。すると、今度は隣の木へ。
俺たちを警戒しつつも、また飛びついた! どうも目的が
ある訳ではなく、趣味的にやっているらしい。
旅の記念にその姿の画像を撮り、公園を出発する事に。
車に戻り、念のため画像を確認すると、、、、




「むう、聞いた事がある(註5)
 これは地球外知的生命猫・エルバッキー!(註6)


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「な、、、なんだってーーーーーーー!!」(註7)


ちなみに断罪動物はドルバッキーだ(註8)


ザビエル公園でエルバッキー、ザビエルバッキー!!
そんな巧妙なワナが仕掛けられていたとは。
身の危険を感じた我々取材班は、早々にその場を
後にしたのであった。



(註1)ナゴムレコード
(註2)「世界のTK」はもちろん小室哲哉、、、じゃなくて高阪剛。
    あのヒョードルに(アクシデント的な結果とは言え)勝った
    唯一の総合格闘家。
(註3)ネバダ州 UFO方面で有名なエリア51のある州
(註4)ニューメキシコ州 これまたUFO方面で有名な
   「ロズウェル事件」が起こった州
(註5)『魁!男塾』物知り解説担当・雷電をイメージしたセリフ
(註6)まぁ、世の中知らなくて良い事もあるよ(単に説明が面倒らしい)。
(註7)「なんだってーー!!」
    「MMRの皆さんのお陰で、僕達は無事に1999年を
    乗り越えられたんですよ!」(飛車さん談)
(註8)『暴いておやりよドルバッキー』
    ちなみに、「断罪動物」というフレーズがあるのは、
    アルバム『UFOと恋人』収録版で、シングル、
    シングルベスト、PV版ではカットされとります、ニャ!



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なんか、猫なりに真剣に打ち込んでました。

  

きしわだ講演・リメイク版

今回は、岸和田でほぼ一緒に行動していた
たかさんに、レポートをお願いしてみました。
いつもの私の文章のように、読者を無視した
ネタの仕込がありませんので、大変読みやすく
楽しいレポートになっております。
それでは、どうそ。

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ふらぎさんより「講演のレポートブログに
のせたいんやけど、わても出とる講演やさかい、ようかけへん。
かわりにかいてくれへんか?」と頼まれ、筆を取ることになりました。

その日、私は一路岸和田に向かっていました。
ふらぎさんも参加される共同企画に向けて
やらねばならぬことがあり大阪方面に行くので、
せっかくの大阪行きということで、スケジュールを
岸和田でおこなわれる北海道大学総合博物館の小林快次さんの
講演にもあわせることにしたのです。
関東もんの私には、岸和田といえば「だんじり」、
そして「清原」くらいの知識しかありません。
しかし数時間の旅の後やってきた岸和田は素敵な街でした。
戦災を逃れた古い町並みが美しく、育つ植物もほのかに
南国の香りを感じさせます。 京都、奈良をはじめ、
歴史ののこる関西では目立たないのかもしれませんが、
この町並みが、糸静線以東に残されていたのであれば、古い家屋は
全て土産物屋になるは、饅頭は発売されるは、知らないおばちゃんが
勝手に家の中に入ってきて見物するはで大変なことになっていたに
ちがいありません。京都奈良のかげで、生活の場として残る古い町。
良いものを見させていただきました。
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資料館もきれいで良い展示がされています。古い町並みの近くにあり、
歴史資料の中に地域の自然についての展示があるといった趣です。
だんじりのテレビ番組などで有名なだんじりが
頑張って曲がるクランクもすぐ近くです。

さてさて、講演の内容は午前に4名の方による持ち時間30分のミニトーク。
午後に小林快次さんの「キシワダワニ」についての講演という構成です。

まずは、藤田吉広さん「そっくりさんいらっしゃい・収れん進化の話」。
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別の種の生物が環境要因などによって似た姿や機能を持つようになるという話。
絵による比較がわかりやすく、進化のおもしろさを伝える好演でした。

そして、われらがふらぎ兄さんの
「恐竜・古生物模型を造るコツ」。
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なんの人かわからないブログ上での
キャラをかなぐり捨て、「恐竜の人」「造形の人」という立場から、
ぼっちゃんも、とおちゃんも、こんなして恐竜つくるンやでえ!と解説。
(ホントはそれほどド根性な感じではありません。)
写真は、「ふぃぎゅあづくりは、1にぷっしゅ。2にぷっしゅや!!」
との解説のくだり。

谷本正浩さん「和泉層群の滄竜類(モササウルス類)」。
大阪近辺で、モササウルスが見つかっているそうです。
モササウルスといえば子どもの頃から図鑑などで
知っている巨大海トカゲ。さまざまな化石資料とともに紹介していただき、
当時海の底だった大阪に思いをはせつつ非常に興味深く聞きました。

渡邊克典さん
「泉州地域の大阪層群でみつかる脊椎動物化石がまだまだおもしろい」。
地元で見つかる脊椎動物の化石の紹介。大昔の大阪近辺の環境を
含めた考察がおもしろい。地元の方ならではの観察が深く繊細で、
土地とその土地にまつわる科学に対しての興味と愛情を感じました。


午後は2時間にわたり、小林さんのマチカネワニ、
キシワダワニについての講演。
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大きく2部の構成で、前半はワニという生き物とはなんぞや?
という話を写真、イラストを交えてわかりやすく解説。
後半は、マチカネワニ、キシワダワニを中心とした
日本で見つかった化石ワニ類について、生物学的な検討と
研究の現状が語られました。
今回の講演のきっかけとなったキシワダワニ、そして大阪大学で
見つかったマチカネワニ。資料としての価値もさることながら、
新たな発見の可能性なども含みわくわくする話がありました。
ワニ、おもしろいですねえ。みんなワニって知っているけれど、
じゃあどういう動物って聞かれたら、でかい口でごつごつしていて、
水中に住んでいて、しっぽ強そう、というぐらいのイメージの人が
多いんじゃあないでしょうか?
今回、話を聞いてみると新たな発見がありました。
おそらくは、全ての生き物について同じように
おもしろいことがあるのだろうけど、本で読んだり、
自分で観察して得た情報のほかに、最先端で研究されている方の
話が加わると、知識がむくむくと立体的に生きてきます。
どれほど面白いかは、参加した人の特権ということで、
くわしい内容はおいておきます。こういう機会があったら参加すると
思わぬ興味の引き金が引かれるかもしれませんよ。
小林さんのたまに軽いジョークを交えながらの語り口も楽しく、
あっというまに2時間が過ぎました。

そして、終了後。 私は会場のだんじり会館を見学しようとしたのですが、
残念ながら閉館。 係りの女性からチケット1ヶ月有効なので
また来てくださいねえ、と言っていただいたのですが、
埼玉からなのでちょっとすぐには無理そうですう。と半べそかいたら、
ちょっと待ってくださいと開けてくれました。 思わぬ人情にふれるとともに、
岸和田の人のだんじりにかける熱き情熱に感じ入りました。
だんじり会館、侮れない展示です。 だんじりってだんぢりとも書くらしいす。
My土産にだんじりチョロQも買っちゃいました。
その後、Z氏とともに蛸地蔵を拝みに行き、夜は懇親会。
資料館のみなさんもフレンドリーで、初対面のものにも気さくに接してくれ、
大変有意義な岸和田滞在でした。

ここで一句

岸和田は 祭りに人情 サイエンス

さらに、もう一句

渚から 無数の蛸が あらわれる

あの雑賀衆や根来衆も蛸にはかなわないということです。
この句のひみつが知りたい人は安易にFirefox立ち上げて
検索したりしないで岸和田へGO!だ。
そして、岸和田に行ったら資料館裏の天ぷらやに行くんだ。
うめえぜ(にやり)。
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蛸地蔵絵馬

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裏の天ぷらや

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あれ? ザビ猫がいないじゃん。

蛸地蔵は、ひこにゃん路線が狙えそうな。
チョロQ化も良さげ。

たかさん、お疲れのところ、早速レポートを
書いて頂き、どうもありがとうございました。
次回、きしわだ自然資料館に行くときは
てんぷら、是非挑戦したいです。
また、こういうイベントで資料館に集まれれば
良いですね。

ツマミで奏でナイト

時間がなくて、前回の記事では簡単に紹介しましたが、
岸和田での2日間、とても濃くて楽しかったのです。
メインの講演をされた小林快次さんとはSVPでも
お会いするのですが、とにかくお忙しそうで
私のような研究者では無い人間では、
ほんの数分お話するのがやっとな感じ。
それが、今回の岸和田では、恐竜・古生物話だけでなく、
バカ話で盛り上がる時間も十分。
「ワニの仲間なら、バウルスクスなんて良いですよね~~!」
なんてネタが話せて嬉しかったです。
こんな機会をつくって下さった自然資料館の皆さんに感謝。


さて、講演翌日の12/3。
この日は、マイミクのたかさんと、東京の某出版社の
Oさんが、今進行中のある企画絡みで我が家へ。
Oさんとは前回初対面した時に、恐竜の話そっちのけで
テクノやシンセサイザー話で意気投合。
ウチに来られる&一晩滞在という事で、もう1年以上
放置していたmicroKORGを引っ張りだし、操作方法を復習。
昔はバンドでキーボードを担当、今でもビンテージ物の
アナログシンセを所持というOさんですが、本格的に
microKORGを触るのは今回初めてとの事。
一通り機能を説明すると、いきなり演奏開始。
私だと単なる面白い音が鳴るオモチャ程度の
事しか出来ないのに、Oさんの手にかかると
シンプルな構成とはいえ、ちゃんと曲になってる!!
まさに
コノボタン オセバ オンガク カナデル♪

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この見事なテクノっぷり! なんかニクい。
鍵盤&ツマミの操作から次々にクリエイトされる
ディープかつアンビエントでいて、暖かく
グルーヴィなサウンド。
一方でエッジの効いたインダストリアルな側面を鏤めながら
エキスペリメンタルなトラックも。
全トラックを通して聴くと、マッシヴなオルタネイティブ感も現れ、
アステカイザーなクロウカードをレリーズ、
ムーンプリズムパワーをメイクアップしつつも、
最後はケブラドーラ・コン・ヒーロでフィニッシュ!


こんな事なら、安手のリズムマシン買っとくんだったなぁ。
なんちゃってセッションくらいなら出来たのに~~
(一応言っとくと、私、楽器は全然ダメな人です)。

きしわだ講演

簡単に、この2日間を報告。

12/1  
昼過ぎにきしわだ自然資料館着。
前日から、キシワダワニ調査に入られている
小林快次さんの作業場所に、図々しくもお邪魔。
資料館閉館後は、マイミクのたかさん、同じくマイミクで
資料館学芸員のちよのすけさん、友の会会員の渡辺さん、
小林さん、私で飲み会。この日は岸和田泊。


12/2
午前中は私を含む友の会会員による講演。
午後はメインの小林さんの講演。
普段は恐竜の研究者として著名な
小林さんですが、今回の講演はこれでもかと
熱くワニ一色の内容。

実は、今回の講演、参加者はそれほど多くなかったのです。
「やっぱり恐竜ネタじゃないと、人気無いのかなぁ」と
ちょっと残念。

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小林さんに質問中なのは今回、唯一の小学生参加者。
講演後は、ほぼ彼が小林さんを独占。
参加者があまり多く無いが故に、こういう贅沢な事も。


夜は、小林さんを囲み懇親会。
午後6時開始の10時終了。でも、まだ皆さん
まだまだ語り足りない感じ。
資料館名誉館長・元大阪市立自然史博物館館長の
千地万造先生による、自然史博物館へステゴサウルスの
全身骨格(愛称・ステギー)が来るまでの逸話が素敵。
そんなに多くの人の善意・漢気に
助けられて来阪した標本とは知りませんでした。
どこかにちゃんと記録しておいて欲しい話だなぁ。

もしかすると、今回の講演絡みのレポートは
また他の方に頼る形で紹介するかも(しないかも)。