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:ふらぎ雑記帳 <恐竜・古生物模型作品ギャラリー・ブログ>

忘年会

去年に続き、今年も参加。
今回も誘って貰えるのかと、
M-1決勝進出組発表を待つ芸人のように
ドキドキして待ってましたが、
無事お声を掛けて頂きました。良かった~。

参加者は、荒木一成さん速水仁司さん、銀さん、嶋田さん
(ここまではこの忘年会の元々のメンバー)、
で今回2度目の参加の私にSHINZENさん、さらに初参加の
G-tempest・渡辺さんネコワークス・井上さんの計8人。

井上さんとは、随分以前からお互いのキットを
買い合ったりと面識はあったんですが、ワンフェス会場以外で
ゆっくり話をするのは初めて。
ちょうど古代ザメを造っている最中だったので、
サメに詳しい井上さんに色々相談。
また、前回の記事で紹介したZillaのキットを
仮組した物を皆さんに見て貰った所、
速水さんからシッポの流れ、構成を褒めていただきました。
速水さんといえば、カッコイイポーズ・空間構成に関しては
造形業界のトップの技量の持ち主。
さらに、私にとっては子供の頃から憧れていた
原型師でもある訳で、そんな方に例え作品の一部でも
評価されるというのは、嬉しいどころか、
ちょっと泣きそうになったよ、マジで。

そして、荒木さんからは、怪獣作品を見せた時は恒例の
「怪獣に専念して、恐竜は止めちゃえ」という
励ましの言葉を頂きました(笑)。
これを聞かないと、なんかちょっと落ち着かない。

銀さん、嶋田さんは何かと気を使って頂き、
それでこの忘年会は私のような新参者でも
本当に居心地が良いんですよね。
来年もこの忘年会に堂々と参加出来るように頑張らないと!

マグロ喰ってて何が悪い!

久々に原型担当した
キャラクター物ガレージキットです。

US-G0010001.jpg
「大怪獣Zilla」(G-tempest)>商品詳細
Zillaという事になってますが、アメリカ合衆国に
現れた個体と同じと考えて貰って良いです。

以前造ったコイツは、私が原型師になる
キッカケになった作品。
今の技術で、もう一度造りたいと思いつつも
なかなかその機会が無かったのです。
お誘い頂いたG-tempest・渡辺さんには感謝。

久々の怪獣ガレージキットの原型という事と、
恐竜に比べ造り込まなければならない要素が
多いデザインで大変でしたが、でも造ってて楽しかったですね。

GodzillaからGodが抜けてZilla、
堕天使っぽくてカッコイイし。

ナースが来た

ナースといっても宇宙竜じゃなく、看護婦さんのほう。


雑誌での紹介や、devi2kさんのサイトを見ていて
気になりつつも購入する機会を逃していた、
はるばるどーるの看護婦さんフィギュア、
在庫発見によるキットの通販再受付の告知があったので
買っちゃいました。

IMGP35770001.jpg

とりあえず仮組み。
少しの調整で自立します。
ベースは着色済み。樹脂石膏という素材で
複製されているので、手に持つとひんやりしていて、
病院・研究室の雰囲気。
この画像では、左右の看護婦さんの右腕を
指定とは逆にしてみています。


IMGP35890001.jpg
こちらは指定どおり。
眼と唇にはコピック&ピグマで簡易に
色をつけました。


ところで、前述のdevi2kさん、ウチの恐竜キットの
お客さんでもあるんですが(ついでにクラフトワーク仲間でも)、
イベントでの購入品の報告を見ていると、
どうも趣味が似通ったところがあるようで
「あ、それオレも欲しいかも」な品が多い。
特に、ここで紹介のプロフェット5&オデッセイ
に関しては、その後イベントで販売されていない事もあって、
羨ましいを通りこして憎いとさえ!
いいな~~~欲しい~~~!

竜の巣

こういう事情により、荒木一成さんのアトリエにお邪魔する事に。
到着すると、すでに撮影作業中。
当然アトリエ内はこんな状況で、
IMGP3604.jpg

「竜の巣? これが、、、、!」

画像は準備された作品の一部(余計なのが1つ混ざってますが)。
荒木さんも「流石にこんな数(60体)の作品、
一度に並べた事ないな~」
私の役目は、荒木さんの作品の中にも無かった
種類の穴埋めのための作品協力なんですが、
ほんの数点のみの参加なんで、出番は少しだけ。
当然待ち時間が長い訳ですが、その時間は
荒木さんのコメントと共に膨大な数の作品を
好きなだけ見れるという貴重な機会だったり。


IMGP3602.jpg
ティラノ「アノ肉喰ってる娘、カワイクね?」
スピノ「うわ、マジでイイじゃん」
プロトケラ「!?(こいつら趣味悪っ、、)」
(左から、ティラノサウルス・スピノサウルス・プロトケラトプス。
 ちなみに作品の縮尺はバラバラですので。念のため)


撮影終了後は、作品を梱包する荒木さんを手伝いもせず
(だって作品触るの怖いし)、ただダラダラと喋っていたんですが、
荒木さんと2人で長時間話した事って
今まで無かったんで、これまた貴重な時間でありました。


荒木さんによる造形教室の告知を>詳細
この2日間は私とSHINZENさん
荒木さんのアシスタントとして参加する事になっています。
すでに募集定員を満たした回もあるようなので、
ご希望の方は申し込みを急がれたほうが良いかも。

マチカネワニ・シンポジウム その2

2日目
この日は、現生・化石種のワニの骨格を
スケッチして、それをマチカネワニの骨格と
比較・検討してみよう、という内容。
講師は小林快次先生と桂嘉志浩先生。
この御二人の専門家を迎えて、約20人の参加者で2時間の
ワークショップって結構贅沢な事ではないかと。

スケッチ開始前に、小林先生より
「人間は物を見てるようで見ていない。 
 今回、骨をスケッチして貰う事で
 骨についての理解が格段に深まり、
 これから博物館で骨格を見る時に、
 観察の仕方が随分変わるはずです」
という主旨の事を言われたのですが、実際その通り。
スケッチ中や終了後の小林・桂両先生の解説の時には、
これまでおよそ骨の知識がそれほど無かったであろう
参加者の方からするどい質問が出ていました。


マチカネワニと同種と考えられていた
キシワダワニの復元模型を、
標本を所蔵するきしわだ自然資料館の皆さん
話を伺いながら製作していたのですが、
今回の小林先生の論文&講演で、マチカネワニの復元が
大きく変わる可能性が示唆されたため、
マチカネワニとキシワダワニの関係の再検証も含め、
振り出しに戻った状態に。
つい先日完成した模型もボツとなりそうな訳ですが、
これこそが古生物復元の醍醐味かも知れません。
新発見や学説で生物の姿がどんどん変わるのは、
古生物ならではの楽しさです。
キシワダワニの模型を小林先生に見て頂いた所、
マチカネワニの特徴を絵を描きながら
丁寧に説明して頂いたので、
これはもう一度最初から造らなければ、と。


桂先生の所属される岐阜県博物館のサイト
恐竜の骨格標本が結構充実しています>所蔵標本リストより。
機会があれば是非行ってみたいですね。

マチカネワニ・シンポジウム

マチカネワニ・シンポジウム
1日目
初日は各分野の研究者による講演。
どの先生の話も、非常に分かりやすく、
内容も興味深いものばかり。
また、先生方の話の展開や纏め方に無駄が無く、
この手の講演としては珍しく、スケジュールよりも
若干早く進みました。
そのため、質問時間も結構しっかりとあり、
また最後には、来年新設される大阪大学総合博物館に
展示されるマチカネワニ復元図の草案を
見ながらのディスカッションの時間があったため、
かなり充実した質疑応答が参加者と研究者の間で
行われました。

今回のシンポジウムでは、マチカネワニそのもの
だけの研究についての発表だけではなく、
百原先生による、マチカネワニが棲息していた頃
の植生についての講演、
冨田先生によるマチカネワニと同時代の
哺乳類についての講演と、マチカネワニを取り巻く環境まで
含んだ内容だった事が良かったですね。
桂先生の、マチカネワニの骨格に残る
傷跡からの生態の類推も、先生の話術の巧みさもあり、
非常に面白い(御本人によると、大阪での講演という事で、
笑いの要素を意識して講演内容を組み立てたとの事)。
最後のディスカッションでは、参加者からの
質問に、先生同士でさらにそれを発展させながら
答えを導き出されて行く所に、古生物学の面白さを実感ました。

2日目については、次回